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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

【紅葉情報】 五色台ビジターセンターより始めました!

2012年11月02日
高松
香川で紅葉といえば・・・小豆島の寒霞渓!と声が返ってきそうですが、
市街地から近い場所でも楽しめたら・・と思いませんか?
そんな方にオススメしたいのが五色台。
坂出市、高松市街地から車で約40分と気軽にお出かけできる範囲。

五色台ビジターセンター(以下VC)では、今年から五色台の紅黄葉情報を随時ホームページに掲載していきます。
期間は11月初旬~12月上旬の約1ヶ月。
現在は五色台VC周辺の紅葉情報のみですが、五色台スカイライン、根香寺、白峯寺の紅葉情報も近々掲載していきますので、ぜひお出かけにご活用ください!

  【五色台VCホームページ】
http://goshikivc.web.fc2.com/
 →トップページ中頃に『紅黄葉情報』

さて、そんな情報発信に先立ってAR日記でも現在の五色台をご紹介☆
VC~休暇村周辺にある遊歩道は、主に常緑樹のヒサカキやウバメガシ、シロダモが多く、年中同じような景色ですが、よく見ると四季の変化が見つけられます。


シロダモの雄花

シロダモの実

シロダモは今の時期、実と雄花両方が見られるのが特徴です。
遊歩道沿いの中でも実が多く見られる所、雄花が多く見られる所と同じ五色台でも場所によって全然違います。
樹木だけではなく、前回雑草生け花でも花材となった草花も遊歩道の中で
たくさん見られます。


【リュウノウノギク】

【ノコンギク】

【ヨシノアザミ】

【アキノキリンソウ

これら植物の共通は?
属性は違いますが、4つともキク科の植物です。
野草図鑑を見るとキク科の掲載量がダントツで多く、キク科のアザミ属だけで図鑑に載っていないもの入れると60種もあると言われています。
植物名に地名が入っているのは、その土地で発見されたもの、主にその土地でしか生息していない植物だったりします。
もしかすると自分たちの地名が入っている植物名が見つかるかもしれませんね。

クラフトハウスから魚の池を通り、休暇村へ抜ける遊歩道を進むと何やら臭う・・・。
下を見るとその正体が現れました。


ギンナン!

イチョウの葉はまだ黄葉していませんが、秋の味覚ギンナンはほとんど落ちていました。
美味しくて私も大好きなのですが、食べられる状態にするまでにはこの独特のにおいと格闘しなければなりません・・・。もし拾う時は、においが付いてもいい服装・手袋(ビニールorゴムがいいです)を装着することをオススメします。

この近くにあるイロハモミジもまだまだ緑。

ほんの少し赤くはなっていますが、まだ先ですね。

しかし、場所によっては秋深い色になってきていますよ。




遊歩道の中で色付き始めたヤマハゼやヤマザクラ、そして休暇村芝生広場のモミジバフウは真っ赤になって今が見頃!
もう少しすると、かがり手まりのような可愛らしい集合果が落ちてきます。
このモミジバフウの集合果はクラフト教室でも大人気。

今から始まる紅葉シーズン。
五色台VCからの情報を元にぜひお出かけください☆