アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
御五神島へ 無人島体験キャンプ視察
2012年08月09日
土佐清水
愛媛県の宇和海側にはたくさんの島々があります。
その一つである御五神島(おいつかみじま)は愛媛県宇和島市にあります。
無人の離島は定期船もなく、なかなか行く機会が訪れません。
今回、御五神島へ行く機会を得、AR4年目にして初めて上陸しました。
その機会とは、えひめ子どもチャレンジ支援機構・無人島チャレンジ実行委員会などが協働で実施している「御五神島・無人島体験事業」です。
御五神島は、もちろん足摺宇和海国立公園内で、特別保護地区と第1種特別地域からなる自然度の高い島です。
こういった事業を展開するために許認可申請を提出いただいており、その現場確認として視察に参加させていただきました。
今回の視察参加者は12名ほど、県の教育関係の方々が主でした。
宇和島市の港から渡船に乗り込み宇和海を西に横断すること40分、地図上でしか見たことなかった島が現れました。
島全体をぐるりとは見られませんでしたが、東から島へ近づいた時の南側を見る限りでは断崖絶壁。
島の北側斜面も急峻
島の中でごくわずかにある平らなところで今回子ども達が無人島体験キャンプをしています。
昔は、70名ほどの島民がいたとのことですが、現在棲んでいるのは1ファミリーのイノシシだけのようです。
昔の島民の暮らし跡(御五神神社鳥居・家屋・井戸・水路など)
早速上陸し、ベースキャンプ設営周辺を見ていきました。
この日は、自給自足的生活体験の日。
参加している小中学生の男女は、すでに島で4泊過ごしシュノーケリングや釣り、生活用品作りなどを実施し、快適生活を送るためテント場や作業場、棚、物干し場など各班工夫して設営されていました。
さしたる1LDKといったところでしょうか。
そして、食料調達のための釣りやシュノーケリング、火興し、料理と勤しんでおりました。
班によっては、クモやバッタを焼いて食べているとか…。
なかなかのワイルドっぷりです。
今の小中学生は便利なものが当たり前のデジタル世代。
無人島キャンプなんて個人ではなかなか体験できるものではありません。
毎年、このキャンプに参加するためにたくさんの応募が殺到するようです。
こういった非日常的生活の不便な体験の中で、
事実生きるために必要なものは何なのか、また、自分にできることは何なのかをこういった体験活動の中で気づくきっかけとなり記憶に残っていくことと思います。
今後の子ども達の成長に何らかの形で影響を与えていく素材になるのでしょうね。
その一つである御五神島(おいつかみじま)は愛媛県宇和島市にあります。
無人の離島は定期船もなく、なかなか行く機会が訪れません。
今回、御五神島へ行く機会を得、AR4年目にして初めて上陸しました。
その機会とは、えひめ子どもチャレンジ支援機構・無人島チャレンジ実行委員会などが協働で実施している「御五神島・無人島体験事業」です。
御五神島は、もちろん足摺宇和海国立公園内で、特別保護地区と第1種特別地域からなる自然度の高い島です。
こういった事業を展開するために許認可申請を提出いただいており、その現場確認として視察に参加させていただきました。
今回の視察参加者は12名ほど、県の教育関係の方々が主でした。
宇和島市の港から渡船に乗り込み宇和海を西に横断すること40分、地図上でしか見たことなかった島が現れました。
島全体をぐるりとは見られませんでしたが、東から島へ近づいた時の南側を見る限りでは断崖絶壁。
島の北側斜面も急峻
島の中でごくわずかにある平らなところで今回子ども達が無人島体験キャンプをしています。
昔は、70名ほどの島民がいたとのことですが、現在棲んでいるのは1ファミリーのイノシシだけのようです。
昔の島民の暮らし跡(御五神神社鳥居・家屋・井戸・水路など)
早速上陸し、ベースキャンプ設営周辺を見ていきました。
この日は、自給自足的生活体験の日。
参加している小中学生の男女は、すでに島で4泊過ごしシュノーケリングや釣り、生活用品作りなどを実施し、快適生活を送るためテント場や作業場、棚、物干し場など各班工夫して設営されていました。
さしたる1LDKといったところでしょうか。
そして、食料調達のための釣りやシュノーケリング、火興し、料理と勤しんでおりました。
班によっては、クモやバッタを焼いて食べているとか…。
なかなかのワイルドっぷりです。
今の小中学生は便利なものが当たり前のデジタル世代。
無人島キャンプなんて個人ではなかなか体験できるものではありません。
毎年、このキャンプに参加するためにたくさんの応募が殺到するようです。
こういった非日常的生活の不便な体験の中で、
事実生きるために必要なものは何なのか、また、自分にできることは何なのかをこういった体験活動の中で気づくきっかけとなり記憶に残っていくことと思います。
今後の子ども達の成長に何らかの形で影響を与えていく素材になるのでしょうね。