アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
季節のクラフト教室 【蜂蜜絞りと蜜蝋キャンドルづくり】その2
2012年07月31日
高松
その1続き。
蜂蜜絞り体験と試食を楽しんだ後は蜜蝋キャンドルづくり。
蜜蝋も人間社会において、化粧品やワックス、クレヨンやその他工業用品などさまざまなものに使われています。
その中でも蜜蝋キャンドルは、教会のキャンドルとして欧米で古くから使われる伝統的なもの。
そんな蜜蝋キャンドルを今回は作っていきます。
工作室から少し涼しい調理室へ移動し、家族毎に火に掛けている瓶の前へ。
参加者達がつくるキャンドルの元は、こんな過程をたどっています。
蜜がからっぽの巣
蜜の入っていないと巣板は軽い!
蜜が入った巣板と比べると重さは一目瞭然です。
この巣が加工され・・・
このような固形物に。
売られている蜜蝋はこの状態です。
そして、これを耐熱瓶に移して湯煎すると
こんな状態になります。
見た目はハチミツと変わりません。
瓶の中にタコ糸を入れて、蜜蝋を付け一旦取り出します。
よく冷やしてロウが固まってから、また瓶に入れロウを足していきます。
1回目はこれだけの太さ
ロウを付けるのが糸なので、素直にまっすぐにはなってくれません。
そこで取り出した時に手でまっすぐに直していきながら、
瓶に入れてロウをくっつける→取り出して調整しながらよく冷ます→瓶に入れる
といった工程を繰り返します。
何度か繰り返していく内に・・・
徐々に太くなってきました。
さらに繰り返していくと・・・
完成です!
ここまでで約20分。
まだまだ太くしたい子は作業を続けて、終わったらキャンドルを冷ましていきます。
次に台座となる板にキリで穴を2ヶ所開けて、キャンドル立てになるハリガネを裏側に通します。
そのままだとハリガネで浮いて台座が安定しないので、2ヶ所の穴間を彫刻刀で彫ってハリガネが入るようにします。
そして、表に出した片方のハリガネはクルッとペンチで巻いて戻らないように。
もう片方はノリの容器(ここではアラビックのりを使用)に沿ってハリガネを巻いたらキャンドル立ての出来上がり。
あとはデコレーション。
お馴染みのドングリやまつぼっくりなど使って仕上げていきます。
ただ、キャンドルにくっつけて木の実を付けると、火を灯した時に燃え移る可能性があるので要注意!
キャンドル自体に飾りを付けたい場合は、蜜蝋をうまく足したり、彫刻刀で削って模様付けしてもいいですね。
クラフト教室も終盤。
できあがりです!
台座にトトロを描いたり(←今まで見てきた中で1番上手!)、ドングリを2種類使ってウサギにしたりと今回もいろんな工夫が見られました。
参加者からは「ミツバチを初めて見た」「最近は見かけなくなった」などの声が聞かれました。
20年程前からセイヨウオオマルハナバチを使う農家さんが増えたことや養蜂家、農家さんが減ったことで見なくなったのでしょうか。
(※セイヨウオオマルハナバチは特定外来生物で、これを飼育するには環境省の許可が必要です。)
ミツバチは女王蜂、オス蜂、働き蜂とそれぞれが役割を分業しており、人間と同じように社会性を持つ昆虫のひとつ。
また前述にもあるように、いろんな面で人の生活に役立ち、
また欠かせない繋がりを持っています。
今回ご協力いただいた中田養蜂さんが帰られる際、
「自由研究で困ったら声かけて下さーい」とおっしゃていたので
もっとミツバチのことを知りたい!という方はこれを機にもっと詳しくなってみてはどうでしょうか?
**************8月 季節のクラフト教室**************
【ところてんづくり】
五色台の麓・八十場(やそば)の名物ところてん。
瀬戸内海で採れるテングサを使って地元の食を学ぼう!
日 時 : 2012年 8月25日(土)9:30~13:00
場 所 : 五色台クラフトハウス
参加費 : 500円/人(保険込み)
持ち物 : 汚れてもいい服装、エプロン、飲み物、暑さ対策
(クラフトハウスは冷房設備がありません)
※定員20名になり次第締め切らせていただきます。
また安全管理や進行上、遅刻された方は参加をお断りさせて頂きます。
問合せ : 五色台ビジターセンター (TEL:0877-47-2479)
http://goshikivc.web.fc2.com/
蜂蜜絞り体験と試食を楽しんだ後は蜜蝋キャンドルづくり。
蜜蝋も人間社会において、化粧品やワックス、クレヨンやその他工業用品などさまざまなものに使われています。
その中でも蜜蝋キャンドルは、教会のキャンドルとして欧米で古くから使われる伝統的なもの。
そんな蜜蝋キャンドルを今回は作っていきます。
工作室から少し涼しい調理室へ移動し、家族毎に火に掛けている瓶の前へ。
参加者達がつくるキャンドルの元は、こんな過程をたどっています。
蜜がからっぽの巣
蜜の入っていないと巣板は軽い!
蜜が入った巣板と比べると重さは一目瞭然です。
この巣が加工され・・・
このような固形物に。
売られている蜜蝋はこの状態です。
そして、これを耐熱瓶に移して湯煎すると
こんな状態になります。
見た目はハチミツと変わりません。
瓶の中にタコ糸を入れて、蜜蝋を付け一旦取り出します。
よく冷やしてロウが固まってから、また瓶に入れロウを足していきます。
1回目はこれだけの太さ
ロウを付けるのが糸なので、素直にまっすぐにはなってくれません。
そこで取り出した時に手でまっすぐに直していきながら、
瓶に入れてロウをくっつける→取り出して調整しながらよく冷ます→瓶に入れる
といった工程を繰り返します。
何度か繰り返していく内に・・・
徐々に太くなってきました。
さらに繰り返していくと・・・
完成です!
ここまでで約20分。
まだまだ太くしたい子は作業を続けて、終わったらキャンドルを冷ましていきます。
次に台座となる板にキリで穴を2ヶ所開けて、キャンドル立てになるハリガネを裏側に通します。
そのままだとハリガネで浮いて台座が安定しないので、2ヶ所の穴間を彫刻刀で彫ってハリガネが入るようにします。
そして、表に出した片方のハリガネはクルッとペンチで巻いて戻らないように。
もう片方はノリの容器(ここではアラビックのりを使用)に沿ってハリガネを巻いたらキャンドル立ての出来上がり。
あとはデコレーション。
お馴染みのドングリやまつぼっくりなど使って仕上げていきます。
ただ、キャンドルにくっつけて木の実を付けると、火を灯した時に燃え移る可能性があるので要注意!
キャンドル自体に飾りを付けたい場合は、蜜蝋をうまく足したり、彫刻刀で削って模様付けしてもいいですね。
クラフト教室も終盤。
できあがりです!
台座にトトロを描いたり(←今まで見てきた中で1番上手!)、ドングリを2種類使ってウサギにしたりと今回もいろんな工夫が見られました。
参加者からは「ミツバチを初めて見た」「最近は見かけなくなった」などの声が聞かれました。
20年程前からセイヨウオオマルハナバチを使う農家さんが増えたことや養蜂家、農家さんが減ったことで見なくなったのでしょうか。
(※セイヨウオオマルハナバチは特定外来生物で、これを飼育するには環境省の許可が必要です。)
ミツバチは女王蜂、オス蜂、働き蜂とそれぞれが役割を分業しており、人間と同じように社会性を持つ昆虫のひとつ。
また前述にもあるように、いろんな面で人の生活に役立ち、
また欠かせない繋がりを持っています。
今回ご協力いただいた中田養蜂さんが帰られる際、
「自由研究で困ったら声かけて下さーい」とおっしゃていたので
もっとミツバチのことを知りたい!という方はこれを機にもっと詳しくなってみてはどうでしょうか?
**************8月 季節のクラフト教室**************
【ところてんづくり】
五色台の麓・八十場(やそば)の名物ところてん。
瀬戸内海で採れるテングサを使って地元の食を学ぼう!
日 時 : 2012年 8月25日(土)9:30~13:00
場 所 : 五色台クラフトハウス
参加費 : 500円/人(保険込み)
持ち物 : 汚れてもいい服装、エプロン、飲み物、暑さ対策
(クラフトハウスは冷房設備がありません)
※定員20名になり次第締め切らせていただきます。
また安全管理や進行上、遅刻された方は参加をお断りさせて頂きます。
問合せ : 五色台ビジターセンター (TEL:0877-47-2479)
http://goshikivc.web.fc2.com/