アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
〔三崎小学校環境学習〕H24-4 シュノーケリングで竜串湾体感
2012年07月27日
土佐清水
夏休みが始まってすぐの週、7月25日に三崎小学校5年生の環境学習の第4回目が行われました。
今回は、爪白海岸でのシュノーケリング体験です。
6月末から始まった各授業で見聞きしてきた海の生きものたちとのご対面でもあります。
前回の授業の時よりもさらに黒く焼けた肌色。
8月の水泳記録会に向け、日々プールで練習しているようです。
この日も、目がチカチカするほどのカンカン照りになりました。
光をたくさん受けた竜串の海も空も色鮮やかです。
始まり30分前程に備品搬入などの準備を行おうと実施現場付近に行くと、集合場所にはすでに児童の群がりがありました。
幾人かはまだ着替え中でしたが、ほぼみんなスタンバイOKの様子。
今回は並々ならぬやる気を感じました。
朝からぐんぐんと気温が上昇していたせいもあるかもしれません。
今回の講師は、竜串ダイビングセンターでインストラクターをしている佐野美月さんです。
その他に、足摺海洋館の京谷さん、黒潮生物研究所の中地さんおよび小渕さん、ダイビングセンターの浜口さんという超強力助っ人陣。
児童2~3名に分かれた1グループ毎に講師を付け、4班体制で海中観察していきます。
まずは海へ行くその前に、道具合わせです。
これをきちんとしておかないと海に入ったときに慌ててしまうので、シュノーケルの使い方、セットの仕方などの指導がありました。
昔は貝とりで海へ入るのに当たり前のように使っていたもののようですが、今の児童はあまり使ったことないとのこと。
そして、もちろん足のつかない沖方面へ向かうので児童達にはライフジャケット着用です。
準備運動をし、早速海へ。
講師陣が牽引してくれるフロートに捕まり、シュノーケリングです。
海の中では、スギノキミドリイシ等のサンゴを始め、魚やナマコ、ウニ・ヒトデ・カニなどを観察していきました。
この日残念ながら海に入れなかった児童のために、講師と共に沖にでた子達が観察用にとナマコやカニ、貝などを手に浜へ戻ってきました。
食べると危ないカニ「スベスベマンジュウガニ」やナマコ・クモヒトデ等
休憩を挟んで今度は、各自観察の自由遊泳タイム。
「今年は珍しくライフジャケットをはずして海底の生きものを自分で捕ろうとする子がいないですねぇ」と佐野さんと話していましたが、
どうやら児童は外してはいけないものと思い込んでいたようでした。
後で聞いてみると、やはり自分で潜って生きものを捕ってみたかったとか…。
今回は、素潜り体験はしませんでしたが、きちんと安全確保をした上で、自分で捕獲し観察する機会を作っていってほしいですね。
様々な生きものが棲む“海の森”である竜串湾は、自分たちの住む家のすぐ目の前に広がっているのですから…
◆おまけの一枚
海底からギョロリとにらむ水中に棲むフクロウ?!
(セミホウボウの威嚇ポーズ)
今回は、爪白海岸でのシュノーケリング体験です。
6月末から始まった各授業で見聞きしてきた海の生きものたちとのご対面でもあります。
前回の授業の時よりもさらに黒く焼けた肌色。
8月の水泳記録会に向け、日々プールで練習しているようです。
この日も、目がチカチカするほどのカンカン照りになりました。
光をたくさん受けた竜串の海も空も色鮮やかです。
始まり30分前程に備品搬入などの準備を行おうと実施現場付近に行くと、集合場所にはすでに児童の群がりがありました。
幾人かはまだ着替え中でしたが、ほぼみんなスタンバイOKの様子。
今回は並々ならぬやる気を感じました。
朝からぐんぐんと気温が上昇していたせいもあるかもしれません。
今回の講師は、竜串ダイビングセンターでインストラクターをしている佐野美月さんです。
その他に、足摺海洋館の京谷さん、黒潮生物研究所の中地さんおよび小渕さん、ダイビングセンターの浜口さんという超強力助っ人陣。
児童2~3名に分かれた1グループ毎に講師を付け、4班体制で海中観察していきます。
まずは海へ行くその前に、道具合わせです。
これをきちんとしておかないと海に入ったときに慌ててしまうので、シュノーケルの使い方、セットの仕方などの指導がありました。
昔は貝とりで海へ入るのに当たり前のように使っていたもののようですが、今の児童はあまり使ったことないとのこと。
そして、もちろん足のつかない沖方面へ向かうので児童達にはライフジャケット着用です。
準備運動をし、早速海へ。
講師陣が牽引してくれるフロートに捕まり、シュノーケリングです。
海の中では、スギノキミドリイシ等のサンゴを始め、魚やナマコ、ウニ・ヒトデ・カニなどを観察していきました。
この日残念ながら海に入れなかった児童のために、講師と共に沖にでた子達が観察用にとナマコやカニ、貝などを手に浜へ戻ってきました。
食べると危ないカニ「スベスベマンジュウガニ」やナマコ・クモヒトデ等
休憩を挟んで今度は、各自観察の自由遊泳タイム。
「今年は珍しくライフジャケットをはずして海底の生きものを自分で捕ろうとする子がいないですねぇ」と佐野さんと話していましたが、
どうやら児童は外してはいけないものと思い込んでいたようでした。
後で聞いてみると、やはり自分で潜って生きものを捕ってみたかったとか…。
今回は、素潜り体験はしませんでしたが、きちんと安全確保をした上で、自分で捕獲し観察する機会を作っていってほしいですね。
様々な生きものが棲む“海の森”である竜串湾は、自分たちの住む家のすぐ目の前に広がっているのですから…
◆おまけの一枚
海底からギョロリとにらむ水中に棲むフクロウ?!
(セミホウボウの威嚇ポーズ)