アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
蝶と草花の自然観察会を行いました!!
2012年07月10日
米子
大山の豊かな自然の中で生きる蝶と草花の観察会を
鏡ヶ成湿原で実施しました。
しかし、当初予定していた7月7日(土)は悪天候に見舞われたため順延に。
翌日の8日(日)に開催することになりました。
チョウは雨が降ったり、気温が低いと、
活動が少なくなり、なかなか姿が見えません。
そして当日の朝の天候はというと…
白い霧のカーテンが掛かる涼しい天候。
鏡ヶ成湿原らしい幻想的な風景なのですが、
チョウの活動には少し不安な天気です。
それでも観察会の時間には少し空も明るくなってきて、
開始することができました。
まずは、講師の方による網の使い方のレクチャーです。
今回はチョウを捕まえることが目的ではなく、
観察のために少しだけ人間の近くに留めることが目的です。
傷をつけない無理のない網の使い方を教わりました。
観察会の様子。観察が終わると、チョウは放してあげます。
観察会を開始して、まず見ることができたチョウが
ウラギンヒョウモンです。
気温の低かった当日は、
一度とまった人間の温かい指からなかなか離れることなく、
こんな写真を撮ることができました。
【ウラギンヒョウモン】温かいひとの指からなかなか離れません。
さらに、講師の方が温かい息を吹きかけると
両翅を広げる場面も見られました。
チョウは翅を使って体温調節をしているのだそうです。
また、ヒメシジミを多く見ることができました。
小さなチョウですが、ノアザミの花につかまり、
しっかり吸蜜していました。
とてもきれいな翅に感心しきりです。
【ヒメシジミ】全国的にも貴重なチョウのひとつです。
そして碁石を並べたような白黒の模様を持った
ゴイシシジミを見ることもできました。
ササの上で吸水している様子をみんなで観察しました。
【ゴイシシジミ】ササに残った雨粒で吸水中です。
他にも、アサギマダラやクロヒカゲ、ヒメキマダラヒカゲなどの
チョウを観察することができました。
全国的にも草原性のチョウについて絶滅が危惧されているものがあります。
ひとの手入れがあることで保たれる草原が少なくなることで
生息地が少なくなり、減少していることも原因のひとつであるようです。
チョウの視点から自然環境の保全について考える機会となりました。
鏡ヶ成湿原で実施しました。
しかし、当初予定していた7月7日(土)は悪天候に見舞われたため順延に。
翌日の8日(日)に開催することになりました。
チョウは雨が降ったり、気温が低いと、
活動が少なくなり、なかなか姿が見えません。
そして当日の朝の天候はというと…
白い霧のカーテンが掛かる涼しい天候。
鏡ヶ成湿原らしい幻想的な風景なのですが、
チョウの活動には少し不安な天気です。
それでも観察会の時間には少し空も明るくなってきて、
開始することができました。
まずは、講師の方による網の使い方のレクチャーです。
今回はチョウを捕まえることが目的ではなく、
観察のために少しだけ人間の近くに留めることが目的です。
傷をつけない無理のない網の使い方を教わりました。
観察会の様子。観察が終わると、チョウは放してあげます。
観察会を開始して、まず見ることができたチョウが
ウラギンヒョウモンです。
気温の低かった当日は、
一度とまった人間の温かい指からなかなか離れることなく、
こんな写真を撮ることができました。
【ウラギンヒョウモン】温かいひとの指からなかなか離れません。
さらに、講師の方が温かい息を吹きかけると
両翅を広げる場面も見られました。
チョウは翅を使って体温調節をしているのだそうです。
また、ヒメシジミを多く見ることができました。
小さなチョウですが、ノアザミの花につかまり、
しっかり吸蜜していました。
とてもきれいな翅に感心しきりです。
【ヒメシジミ】全国的にも貴重なチョウのひとつです。
そして碁石を並べたような白黒の模様を持った
ゴイシシジミを見ることもできました。
ササの上で吸水している様子をみんなで観察しました。
【ゴイシシジミ】ササに残った雨粒で吸水中です。
他にも、アサギマダラやクロヒカゲ、ヒメキマダラヒカゲなどの
チョウを観察することができました。
全国的にも草原性のチョウについて絶滅が危惧されているものがあります。
ひとの手入れがあることで保たれる草原が少なくなることで
生息地が少なくなり、減少していることも原因のひとつであるようです。
チョウの視点から自然環境の保全について考える機会となりました。