中国四国地方のアイコン

中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

〔大月PV〕新規養成・救命研修会を開催しました!

2012年06月28日
土佐清水
大月地区バークボランティア(以下PV)の会員は、ピーク時は80名近くいましたが、年々減り、昨年度の更新時に24名になっておりました。

今年は、その減少にピリオドを打つべく大月PVの追加募集をしました。
様々な活動から大月地区PVについて理解と興味を持っていただき、現PVと共に今後の活動を活性化していくため、6月23-24日の2日間で新規養成講習と救命講習の研修会を行いました。

15名ほどの募集をかけましたが、現PVの方々にも様々な方々にお声をかけていただき、19名の方が登録申込みをしてくださいました。

まずは、当事務所の小林自然保護官より自然公園法や足摺宇和海国立公園について、PV制度についてなどのお話。
続いて、現PV会員の宮崎氏による、大月PV活動の魅力をとっぷりと語っていただきました。

講習会

昼食の休憩を挟み、午後からはシュノーケリング指導研修です。

大月PVは、大月エコロジーキャンプ場を拠点に活動しています。
そのキャンプ場に宿泊した方のシュノ-ケリンク指導を依頼されたりする機会が大変多いのです。
そこで、一般の方に、シュノーケリングを指導するためにはどのように実施していくのか、どのような注意を促した方が良いのかなどを実際にシュノーケリングをしながら学びました。

グループに分かれて指導方法を学ぶ

シュノーケリング


交流会の食事準備で夕方はバタバタしましたが、参加者の方も色々手伝っていただきました。

ウツボが交流会に登場

参加者も一緒に交流会準備

ウツボの解体ショーがあったり、大月名物の魚(ギョ)ロッケやウツボ料理
など現PVによるおもてなし料理での交流会を開催。

交流会で勤続感謝状授与(杉本氏)

足摺宇和海の魅力を熱く語る

途中、勤続感謝状の授与式をしたり、現PVの中地氏による足摺宇和海の深い深い魅力と熱い思いを写真と共に紹介していただきました。

次の日は、幡多西部消防組合大月分署の職員による救命法講習。
基本的な心肺蘇生とAEDの使用方法や搬送方法などを学びました。

心肺蘇生とAED

実践練習

搬送法
また、受講者からは各種質問が相次ぎ、実際にこの現場で事故などが在ったときの対処方法や連絡についてなどの注意事項を聞いたりと、地元ならではの指導をしていただきました。

両日、みなさんしっかり講習を受けていただきました。
最後に登録意思の再確認を行ったところ、全員が新規登録を希望してくださいました。
この19名の登録手続きが完了したら、大月PVは24名から43名に増員!
平均年齢の49歳から43歳に若返りました。
今後、よりいっそう意欲的に活動を展開し、次の世代へと活動への熱き思いを語り継いで楽しく活動を続けていってくれることでしょう。