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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

季節のクラフト教室 【海と山のモビールづくり】

2012年06月19日
高松
6月。
そろそろ夏が本格的にやってくる季節。
みなさん、今年の節電対策はどうされていますか?
エアコン温度、グリーンカーテンやすだれ、クールビズスタイルなど。
今回、クラフト教室では、目から涼の取れる【モビールづくり】
講師は、地元ラジオパーソナリティの宮下さん。
粘土細工も得意な方で、手芸センターでもワークショップを開催しています。

さて、モビールとは・・・?
それを体で実感すべく、バランスゲーム。
目を閉じて片足立ちをして、スタート!


さぁ、誰が最後まで残るかな?

日頃の運動不足か、大人達がバタバタと脱落していく中、
やはり子ども達が最後まで残りました。
ゲームでバランスを体感した後は、モビールづくり。
宮下さんの説明や道具の注意事項をしっかり聞いた後、いざ!



海の素材は、地元の浜で拾ったものや以前、広島・大久野島ビジターセンターからいただいたもの。
好きな形の枝やぶら下げる毛糸、テグス、貝殻や木の実を選んで、どれだけ吊したら同じ重さになるか考えながら作っていきます。
モビールは一番下の段から作っていくのがコツ。


あれも付けようよ

お父さんと協力しながら、「コレ付けたら一緒になるんじゃない?」と
相談しながら持ち上げてみては、「もう少しこっち重くしよう」
材料を探す時も、持ってみては「違うかなぁ」
1段できたら、その上の段を作っていきます。

そうすると・・・

できたかしら。

どんな、どんな?

竹に吊して最終確認。
少し気になるようなら、軽いビーズやヒノキなどで微調整。
後は風に揺られても落ちないように、しっかりとマスキングテープや毛糸で
くっつけましょう。

クラフト教室開催中、窓を開け放しにしていると、
どこからかトンボやチョウが入ってきました。
子ども達は間近でトンボを見ることがあまりないせいか、
興味津々に追いかけ、そっと捕まえては、
羽根やからだの色や模様をじっくり観察していました。


アオヤンマ

観察が終わってトンボを放すと、それを見計らったかのように1匹のチョウが。


テングチョウが手に止まってきました。

手を動かしても全然離れようとせず、その隙にまた子ども達は観察。
デングチョウは顔の一部(下唇)が長く伸びているのが特徴。
また別の所に止まっている羽根を広げたテングチョウを見つけては、
模様を見つめたり。
ものづくり体験以外にもちょっとした昆虫観察ができました。

そうしていると、みんな続々とモビールが完成してきました。


海と山の素材のコラボ作品完成☆

参加者の中には、
「風に揺られて貝殻同士が当たると音が出るの」
風鈴とはまた違ったやさしい音が聞こえてきました。

少しの風に揺られ、光に当たると貝殻がキラキラと光って。
見た目も涼やかで、安らぎのオブジェができあがりました。
バランスを取るのに少し苦戦しましたが、窓辺に飾ったりして
少しの風を感じて涼を取って欲しいですね。

まだまだこれから暑くなりますが、節電、香川の場合は特に節水もしっかりと!
どうせするなら楽しみながら行いたいですよね。


**********7月の季節のクラフト教室**********
   【はちみつ絞りと蜜蝋キャンドルづくり】
手動の遠心分離器でミツバチの蜜を絞る体験と、巣の材料「蜜蝋」を使った
天然素材のキャンドル作りをします!

日 時 ; 7月29日(日)9:30~12:30
場 所 ; 五色台クラフトハウス
参加費 ; 蜂蜜絞り体験     100円/人
     蜜蝋キャンドルづくり 500円/セット
定 員 ; 30名(蜜蝋キャンドルは20セットまで)
持ち物 ; 汚れてもいい服装、飲み物、暑さ対策
※安全管理や進行上、遅刻された場合は参加をお断りします。
 また定員になり次第締め切らせていただきます。