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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

〔三崎小学校環境学習〕H23-13「足摺海底館こどもガイド」

2012年03月12日
土佐清水
3月9日(金)、三崎小学校5年生の環境学習13回目「伝える学習」として、こどもガイドを足摺海底館にて実施しました。

海底館こどもガイド

今回ご案内した団体様は、愛媛県松山市より観光バスでお越しの22名。
対する児童は、3つのグループに分かれて対応することにしました。

この日は朝から雨。
こういった天気は、観光バスもスケジュールに遅れや変更がでるややこしいものです。
実際に、予定が見えにくい感じでした。
しばらくレスト竜串の2階にて待機することになり、海底館職員の文野さんにガイドの最終確認をしていただくことに・・・。

本番ガイド前に話すことを確認
3~4人で1グループで担当したところを大きな声で元気よくガイド発表をし、文野さんより最後の助言をいただきました。

「緊張していないのか?」と尋ねたら「まったく~!!」とのこと。
今年度の5年生はなかなか肝が据わっておりますね!
途中「あれっ?」という所もあったりしましたが、
本番に強い彼らは、現場に出ればスムーズにことが運ぶことでしょう。

今回は団体到着直後に昼食となり、その休憩終了後に子どもガイドが始まりました。

自己紹介からガイド開始
雨の中ではありましたが、“子どもたちが案内する”ということを聞き全員ご参加いただきました。ご理解とご協力に感謝の一言です。

昼食を終えた人から順繰りに約8名を1組にし、ガイド開始です。
当初は、海中展望塔までの道のりを奇岩の説明を入れながら向かうというものでしたが、
天候と時間の関係により、ひとまず海中展望塔までさくさく歩き、
まずは展望塔館内で魚を見た後、奇岩説明をしながらレスト竜串まで帰ってくるという流れに変更しました。
館内では、一緒に丸窓を覗きながら竜串の海や魚の話の中で、参加者の方から瀬戸内海との海の違いの話も出ていました。

展望塔内で魚解説

逆再生で帰りに奇岩解説
当日の状況で急遽変更したガイド手順でしたが、緊張もなく思ったように難なくできたとのことでした。
とはいえ、やはりもう一度は挑戦したいという声もあり・・・。
全体的にスケジュールが押していたため慌ただしい様子ではありましたが、
バスのお見送りをし無事終了しました。

バスのお見送り
連日の悪天候により学校行事も延期になっているものが多々あるとか。第2回目のリベンジ1人ガイドができるように、日頃の行いを改め次回は快晴を望みたいですね。