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アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
屋島の冬、始まります と、もうひとつ
2011年12月05日
高松
12月に入った途端、寒さがまた増してきましたね。
どんどん冬が深まっていく中、屋島の今をご紹介。
屋島寺や水族館など観光施設のある南嶺では、サザンカが満開中。
11月初旬はまだチラホラ咲いていただけでしたが、
今や待ってました!とばかりに色鮮やかに花を咲かせています。
サザンカは南嶺全体で見られますが、
特にオススメなのは・・・
駐車場から血の池に向かい、展望地・談古嶺へ向かう遊歩道。
樹高3m以上あり、色も濃い・淡いピンク、白とさまざま。
![](/blog/resources/20111214155140-resize-.jpg)
場所はコチラを参考に。
また北嶺に進むと、南嶺と違った風景が見られます。
南嶺から北嶺へと進む遊歩道は、ウバメガシのトンネル。
強い日差しで葉の緑が力強く光る夏とは違い、
冬はわずかな太陽の光を葉に受け、静かにたたずんでいるようでした。
![](/blog/resources/20111214155414-resize-.jpg)
北嶺はコチラを参考に。
オススメの展望地・遊鶴亭でいると、ガサガサと誰かが来ました。
いつも来ている人かな?と顔を上げると・・・
![](/blog/resources/20111214161859-resize-.png)
猿!?(カメラ向けるのが遅かった。。。)
前からいるとは聞いていた猿にAR3年目にして
やっとお目に掛かることができました。
顔を上げると目が合ったので、「おいっ」と声をかけるとダーっと走って
降りて行こうとしたので、また「おいっ」と声かけすると
また一瞬振り向いてくれました。
そんなに人には馴れていないようだったので、餌付けはされていなさそう。
鳥ではなさそうなアケビの食痕を秋に見つけましたが、
やっとその本人に出会えました。
北嶺遊歩道をぐるりと一回りして広場へ着くと、
ここのモミジも色づきがバラバラ。
ですが、やはりお花見や紅葉狩りを楽しむなら、やはりここですね。
子供も走り回れますし。
そんな中、、、
![](/blog/resources/20111214165522-resize-.png)
ゴミが散乱。。。
広場を使う人にとっても、気持ちいいものではないですよね。
この辺りはイノシシの掘り返しも多い場所。
ということはイノシシがいます。さっきの猿もいます。
彼らがこの食べ散らかしたものの匂いを覚えてしまうと、どうなるでしょうか?
木の実などのエサがなくなると、食べ物の匂いで人に寄って来て、
エサをもらおうとするかもしれません。
ひどくなると、人を襲ってしまうこともあるかもしれません。
また、食べ散らかしたプラスチック容器も、動物たちは食べていいのか
いけないものなのかも区別が付きません。
誤飲してしまうと、プラスチック類はずっと体内に残されたままです。
小豆島・寒霞渓の猿にしても、この屋島にいる動物にしてもそう。
人間の食べ物を覚えない、簡単にもらえると思わせないよう餌付けはしない。
誤飲しないためにもゴミはきちんと持ち帰ること。
これらのマナーは国立公園内だけに限らず、どんな場所でも共通です。
離島だろうと都市公園だろうと、最低限のマナーは守りましょう。
みんなが気持ちよく利用できる空間をつくるには、
1人1人の心がけ、思いやり次第です。
どんどん冬が深まっていく中、屋島の今をご紹介。
屋島寺や水族館など観光施設のある南嶺では、サザンカが満開中。
11月初旬はまだチラホラ咲いていただけでしたが、
今や待ってました!とばかりに色鮮やかに花を咲かせています。
サザンカは南嶺全体で見られますが、
特にオススメなのは・・・
駐車場から血の池に向かい、展望地・談古嶺へ向かう遊歩道。
樹高3m以上あり、色も濃い・淡いピンク、白とさまざま。
![](/blog/resources/20111214155140-resize-.jpg)
場所はコチラを参考に。
また北嶺に進むと、南嶺と違った風景が見られます。
南嶺から北嶺へと進む遊歩道は、ウバメガシのトンネル。
強い日差しで葉の緑が力強く光る夏とは違い、
冬はわずかな太陽の光を葉に受け、静かにたたずんでいるようでした。
![](/blog/resources/20111214155414-resize-.jpg)
北嶺はコチラを参考に。
オススメの展望地・遊鶴亭でいると、ガサガサと誰かが来ました。
いつも来ている人かな?と顔を上げると・・・
![](/blog/resources/20111214161859-resize-.png)
猿!?(カメラ向けるのが遅かった。。。)
前からいるとは聞いていた猿にAR3年目にして
やっとお目に掛かることができました。
顔を上げると目が合ったので、「おいっ」と声をかけるとダーっと走って
降りて行こうとしたので、また「おいっ」と声かけすると
また一瞬振り向いてくれました。
そんなに人には馴れていないようだったので、餌付けはされていなさそう。
鳥ではなさそうなアケビの食痕を秋に見つけましたが、
やっとその本人に出会えました。
北嶺遊歩道をぐるりと一回りして広場へ着くと、
ここのモミジも色づきがバラバラ。
ですが、やはりお花見や紅葉狩りを楽しむなら、やはりここですね。
子供も走り回れますし。
そんな中、、、
![](/blog/resources/20111214165522-resize-.png)
ゴミが散乱。。。
広場を使う人にとっても、気持ちいいものではないですよね。
この辺りはイノシシの掘り返しも多い場所。
ということはイノシシがいます。さっきの猿もいます。
彼らがこの食べ散らかしたものの匂いを覚えてしまうと、どうなるでしょうか?
木の実などのエサがなくなると、食べ物の匂いで人に寄って来て、
エサをもらおうとするかもしれません。
ひどくなると、人を襲ってしまうこともあるかもしれません。
また、食べ散らかしたプラスチック容器も、動物たちは食べていいのか
いけないものなのかも区別が付きません。
誤飲してしまうと、プラスチック類はずっと体内に残されたままです。
小豆島・寒霞渓の猿にしても、この屋島にいる動物にしてもそう。
人間の食べ物を覚えない、簡単にもらえると思わせないよう餌付けはしない。
誤飲しないためにもゴミはきちんと持ち帰ること。
これらのマナーは国立公園内だけに限らず、どんな場所でも共通です。
離島だろうと都市公園だろうと、最低限のマナーは守りましょう。
みんなが気持ちよく利用できる空間をつくるには、
1人1人の心がけ、思いやり次第です。