アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
季節のクラフト教室 【草木染めに挑戦!】
2011年11月24日
高松
今年で3回目を迎える草木染め。
毎年来てくださる方もいるほど、人気のクラフト教室のひとつです。
そして、今回も講師には、国営讃岐まんのう公園インタープリター・
角田真理子さんをお迎えしました。
角田さんは、三豊市山本町で『あそ美工房』という教室を運営しており、
草木染めのほかにもパーソナルカラー診断もやっています。
ご興味のある方はぜひ!
さて今回、草木染めの染料となるのは・・・?
コブナグサの葉と茎、ヒサカキの実、ウメの枝、クサギの実、ソヨゴの葉。
クサギを除いては、新色です。
さぁ!一体、どんな色で染まるのでしょうか!?
まずは布選び。
今回は各自好みの形・素材のスカーフやストールを選んでもらいます。
シルクのような動物性布(カイコから糸が作られるものなど)だと下処理はいらないのですが、コットンのような植物性布は染まりにくいので下処理が必要。
どうやら動物性タンパク質がないと、色を吸い込まないのだそう。
ですが、植物性布には牛乳や無調整豆乳を一晩漬ければ大丈夫。
匂いが気になる方は水洗いし、乾かしてください。
今回はあらかじめ染料になる植物を採取していたので、
染液づくりから始めます。
染料部分の実や葉などを入れ、約30分煮出していきます。
この煮出し時間は、材料によって変わってきます。
染料の完成!
次に布の模様付け。
これはビー玉やビーズを布にくるんで、その口を輪ゴムでぐるぐる巻きに。
布をねじったり、板や割り箸を挟んだり。
ビー玉や輪ゴムが当たった部分には染液が入り込まず、布の色が残ります。
これが模様となるのです。
どんなふうに付けようかなぁ?
シンプルにねじるだけの人、いっぱいビーズを使って模様付けする人、
いろんな模様のストールが出来上がりそうです。
これが終わると、染めムラをなくすための下準備・1時間ほど水に漬けます。
~その間、昼休憩~
そして、いよいよ染めに入ります!
まず、染液を50℃にして・・・
「せーのっ!」で一気に入れます。
この1、2秒の差の入れるタイミングでも色の吸収率が変わるんです。
ガーゼはシルクよりも色を吸う力があるので、先にシルクを投入。
このまま温度をキープしながら、箸で突かないようにゆっくり混ぜます。
これも染めムラが出来ないようにするため。
だいたい15分位漬けます。あとの染め具合は自分の好みで。
染まった人から、ある程度布を冷ましてから焙煎液に15分漬けます。
焙煎液は、みょうばんを溶かしたもので、これは色を定着させるため。
みょうばんだとスーパーでも手軽に買えますし、そのまま排水溝に
流しても大丈夫です。
模様付けを取っていきますよ~。
どんな仕上がりかなぁ??
と、みんな出来上がっていく中、染まりにくい布も。。。
そこで角田さんが機転を利かせ、
「ちょっとサザンカの花を取ってきてくれる?」と。
なんだろうと思っていると、
花びらと酢、水を揉み込み、染液を急遽作ります。
このおかげで、なかなか染まらなかった布に色が入りました。
この後は焙煎しなくてもよかったのですが、この方は焙煎したおかげで
上品なピンクブラウンができました。
これには角田さんも絶賛!
左から、クサギ、ヒサカキ、ソヨゴ、コブナグサ
ヒサカキは染まった時は紫ですが、徐々にグレーに変わっていきます。
自分の思い通りにならないのが、この草木染めの最大の魅力。
また、その土地、採取する季節、その年の天候の具合によっても
全然変わってきます。
焙煎や染液を作るときのその場所の水によっても染まり方が変わるんですよ。
今回、化繊(ポリエステルなど)は使っていませんが、染め物をしている
友人に聞いたところ、化繊も草木染めなら染まるようです。
いろいろな植物を試すのもいいですが、いろいろな素材の布で
染めて試してみるのもいいですね。
********初めてのバードウォッチング!********
野鳥に詳しいインタープリターが、五色台の冬鳥をご紹介!
五色台を探検しながら、野鳥を探してみましょう!
日 時 : 11月27日(日)10:00~12:30
場 所 : 五色台ビジターセンター
参加費 : 100円
持ち物 : 五色台は市街地よりも寒いです!暖かい服装&
探検できる汚れてもいい服装でお越しください。
また、温かい飲み物、あれば図鑑も。
********12月の季節のクラフト教室********
『門松づくり』
※現在、キャンセル待ち中です。。
詳しくは五色台ビジターセンターにお問い合わせください。
日 時 : 12月11日(日)10:00~12:00
参加費 : 500円/1セット
持ち物 : 暖かく汚れてもいい服装。
(クラフトハウスに暖房設備、自動販売機はありません。)
「五色台ビジターセンター」と検索
もしくは ☎0877-47-2479 まで。
毎年来てくださる方もいるほど、人気のクラフト教室のひとつです。
そして、今回も講師には、国営讃岐まんのう公園インタープリター・
角田真理子さんをお迎えしました。
角田さんは、三豊市山本町で『あそ美工房』という教室を運営しており、
草木染めのほかにもパーソナルカラー診断もやっています。
ご興味のある方はぜひ!
さて今回、草木染めの染料となるのは・・・?
コブナグサの葉と茎、ヒサカキの実、ウメの枝、クサギの実、ソヨゴの葉。
クサギを除いては、新色です。
さぁ!一体、どんな色で染まるのでしょうか!?
まずは布選び。
今回は各自好みの形・素材のスカーフやストールを選んでもらいます。
シルクのような動物性布(カイコから糸が作られるものなど)だと下処理はいらないのですが、コットンのような植物性布は染まりにくいので下処理が必要。
どうやら動物性タンパク質がないと、色を吸い込まないのだそう。
ですが、植物性布には牛乳や無調整豆乳を一晩漬ければ大丈夫。
匂いが気になる方は水洗いし、乾かしてください。
今回はあらかじめ染料になる植物を採取していたので、
染液づくりから始めます。
染料部分の実や葉などを入れ、約30分煮出していきます。
この煮出し時間は、材料によって変わってきます。
染料の完成!
次に布の模様付け。
これはビー玉やビーズを布にくるんで、その口を輪ゴムでぐるぐる巻きに。
布をねじったり、板や割り箸を挟んだり。
ビー玉や輪ゴムが当たった部分には染液が入り込まず、布の色が残ります。
これが模様となるのです。
どんなふうに付けようかなぁ?
シンプルにねじるだけの人、いっぱいビーズを使って模様付けする人、
いろんな模様のストールが出来上がりそうです。
これが終わると、染めムラをなくすための下準備・1時間ほど水に漬けます。
~その間、昼休憩~
そして、いよいよ染めに入ります!
まず、染液を50℃にして・・・
「せーのっ!」で一気に入れます。
この1、2秒の差の入れるタイミングでも色の吸収率が変わるんです。
ガーゼはシルクよりも色を吸う力があるので、先にシルクを投入。
このまま温度をキープしながら、箸で突かないようにゆっくり混ぜます。
これも染めムラが出来ないようにするため。
だいたい15分位漬けます。あとの染め具合は自分の好みで。
染まった人から、ある程度布を冷ましてから焙煎液に15分漬けます。
焙煎液は、みょうばんを溶かしたもので、これは色を定着させるため。
みょうばんだとスーパーでも手軽に買えますし、そのまま排水溝に
流しても大丈夫です。
模様付けを取っていきますよ~。
どんな仕上がりかなぁ??
と、みんな出来上がっていく中、染まりにくい布も。。。
そこで角田さんが機転を利かせ、
「ちょっとサザンカの花を取ってきてくれる?」と。
なんだろうと思っていると、
花びらと酢、水を揉み込み、染液を急遽作ります。
このおかげで、なかなか染まらなかった布に色が入りました。
この後は焙煎しなくてもよかったのですが、この方は焙煎したおかげで
上品なピンクブラウンができました。
これには角田さんも絶賛!
左から、クサギ、ヒサカキ、ソヨゴ、コブナグサ
ヒサカキは染まった時は紫ですが、徐々にグレーに変わっていきます。
自分の思い通りにならないのが、この草木染めの最大の魅力。
また、その土地、採取する季節、その年の天候の具合によっても
全然変わってきます。
焙煎や染液を作るときのその場所の水によっても染まり方が変わるんですよ。
今回、化繊(ポリエステルなど)は使っていませんが、染め物をしている
友人に聞いたところ、化繊も草木染めなら染まるようです。
いろいろな植物を試すのもいいですが、いろいろな素材の布で
染めて試してみるのもいいですね。
********初めてのバードウォッチング!********
野鳥に詳しいインタープリターが、五色台の冬鳥をご紹介!
五色台を探検しながら、野鳥を探してみましょう!
日 時 : 11月27日(日)10:00~12:30
場 所 : 五色台ビジターセンター
参加費 : 100円
持ち物 : 五色台は市街地よりも寒いです!暖かい服装&
探検できる汚れてもいい服装でお越しください。
また、温かい飲み物、あれば図鑑も。
********12月の季節のクラフト教室********
『門松づくり』
※現在、キャンセル待ち中です。。
詳しくは五色台ビジターセンターにお問い合わせください。
日 時 : 12月11日(日)10:00~12:00
参加費 : 500円/1セット
持ち物 : 暖かく汚れてもいい服装。
(クラフトハウスに暖房設備、自動販売機はありません。)
「五色台ビジターセンター」と検索
もしくは ☎0877-47-2479 まで。