アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
大山滝、台風の後は・・・
2011年11月10日
米子
先日、中国自然歩道の一部である
川床~大休峠~一向平の区間の現地調査を行いました。
川床~大休峠、一向平~大山滝はそれぞれ調査したことはありましたが
今回初めて川床から一向平の全区間を歩きました。
今回歩いた中国自然歩道のこの区間は
9月の台風12号によって
阿弥陀川の上を渡る川床橋が流されるという被害にあいましたが、
すでに応急復旧がされ、大山滝まで問題なく行くことができました。
中国自然歩道の川床~一向平の区間は
かつて大山寺に博労(馬や牛の売り買いを行う人)が集まり市が開かれる際に
一向平周辺の人々が馬や牛をつれて歩いた道です。
現在大休峠避難小屋のある付近では当時は茶屋があったそうです。
ちなみに市場の開かれていた場所は、現在そのまま博労座という地名になっています。
◎大休峠を通過した付近からの大山。正面に見えるのはおそらく振子山だと・・・
さて台風直後、大山滝の様相が大きく変わったとの情報があり気になっていたのですが、
実際に行ってみると・・・
◎間違いなく大山滝です・・・
◎以前の大山滝との比較
大山滝は日本の滝100選にも選ばれている
上段28メートル、下段14メートルの2段滝です。
今回見たところ、下段が土砂に埋まってしまいほとんどありませんでした。
周辺を見てみると、滝のすぐ横にある斜面が崩壊しています。
どうやら川から流れてきた土砂と横の斜面崩壊した際の土砂が一緒に流れ込んだようです。
滝の横の斜面は一見して脆そうで、今後また大きな雨が降った際には
土砂崩壊が起こりそうな様子でした。
斜面が安定するまでには、しばらくかかりそうです。
川床~大休峠~一向平の区間の現地調査を行いました。
川床~大休峠、一向平~大山滝はそれぞれ調査したことはありましたが
今回初めて川床から一向平の全区間を歩きました。
今回歩いた中国自然歩道のこの区間は
9月の台風12号によって
阿弥陀川の上を渡る川床橋が流されるという被害にあいましたが、
すでに応急復旧がされ、大山滝まで問題なく行くことができました。
中国自然歩道の川床~一向平の区間は
かつて大山寺に博労(馬や牛の売り買いを行う人)が集まり市が開かれる際に
一向平周辺の人々が馬や牛をつれて歩いた道です。
現在大休峠避難小屋のある付近では当時は茶屋があったそうです。
ちなみに市場の開かれていた場所は、現在そのまま博労座という地名になっています。
◎大休峠を通過した付近からの大山。正面に見えるのはおそらく振子山だと・・・
さて台風直後、大山滝の様相が大きく変わったとの情報があり気になっていたのですが、
実際に行ってみると・・・
◎間違いなく大山滝です・・・
◎以前の大山滝との比較
大山滝は日本の滝100選にも選ばれている
上段28メートル、下段14メートルの2段滝です。
今回見たところ、下段が土砂に埋まってしまいほとんどありませんでした。
周辺を見てみると、滝のすぐ横にある斜面が崩壊しています。
どうやら川から流れてきた土砂と横の斜面崩壊した際の土砂が一緒に流れ込んだようです。
滝の横の斜面は一見して脆そうで、今後また大きな雨が降った際には
土砂崩壊が起こりそうな様子でした。
斜面が安定するまでには、しばらくかかりそうです。