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アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
〔三崎小学校環境学習〕H23-5②「三崎川の生きもの調べ」
2011年09月13日
土佐清水
9月9日、三崎小学校5年の環境学習の川の生きもの学習の2日目です。
(1日目はこちら参照 http://chushikoku.env.go.jp/blog/2011/09/12/index.html)
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三崎川中流域
まずは、自分たちで作り仕掛けたペットボトルの確認。
早速引き上げ見てみると、入っています大小様々なテナガエビが・・・。
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ペットボトル仕掛けでエビ捕獲!
バットに空けて、よ~く観察すると、テナガエビにも種類があります。
見わけるポイントを講師に伝授していただきました。
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テナガエビ2種の見分け方を知る
今回捕れたのは2種類、ミナミテナガエビとヒラテテナガエビ。
隣に並べて見ると違いがよくわかります。
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簡単な見分け方のポイントは胸のM模様と手の太さ
上:ミナミテナガエビ 下:ヒラテテナガエビ
そして、その数を数えてみると・・・、13名で捕ったテナガエビ2種は大小まぜこぜで合計90匹。おみごと!!
これには児童も驚いたようで、「ジャンより大きいエビが捕れるから今後も使いたい」と嬉しそうに言っていました。
※ジャン・・・割り箸のゴム鉄砲みたいな形をしたエビや小魚を突く小道具(土佐清水地域での名称)
そしてここからが本番、「三崎川の生きもの調べ」開始です。
前日に予想した班に分かれて小型定置網を引き上げていきます。
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小型定置網を班毎に引き上げ
1班:流れが速くて浅いところ、2班:流れがゆるくて深いところ、3班:流れがゆるくて浅いところです。
自分たちの予想が明らかになるので、ドキドキです。
順繰りに引き上げ、それぞれの水槽に捕獲した生きものを移しました。
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各網でとれたものは様々
なにやらそれぞれに違った生きものが入っています。
小魚がたくさん、小エビがたくさん、数は少ないけど大物が入ったものなど様々。
まずは、エビを水槽から取り出し種類毎に分類する作業です。
教わったばかりの見分け方。手慣れたものです。
同じ種類をずっと見ているので、子どもたちは小さな違いに敏感になっていました。
講師も教えていなかったスジエビをテナガエビとは種類が違うことを見事に見抜きました。
これは大人一同驚きました。
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ソーティング(種類分け)とカウント中
何とかすべてのエビを分類し終えたら、今度は何匹いるかを数える作業です。
続いて魚、カニも調べていきました。
根気のいる作業、子どもたちよく頑張りました。
班毎で数が多かったのは、ミナミテナガエビで231匹。
続いてカワムツの129匹。
まさかの100超え2種でした。その他は、1~80匹程度。
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そして、みんなが「お~!!」となったのが、アマゴやウナギが入っていた網もあったこと。
今回確認されたのは、魚6種、エビ4種、カニ2種でした。
これら得られたデータを代々5年生が引き継ぎ調べていくことで、三崎川の生きもの情報が年々蓄積され、三崎川の経年変化を見る貴重なデータになっていくことでしょう。
(1日目はこちら参照 http://chushikoku.env.go.jp/blog/2011/09/12/index.html)
三崎川中流域
まずは、自分たちで作り仕掛けたペットボトルの確認。
早速引き上げ見てみると、入っています大小様々なテナガエビが・・・。
ペットボトル仕掛けでエビ捕獲!
バットに空けて、よ~く観察すると、テナガエビにも種類があります。
見わけるポイントを講師に伝授していただきました。
テナガエビ2種の見分け方を知る
今回捕れたのは2種類、ミナミテナガエビとヒラテテナガエビ。
隣に並べて見ると違いがよくわかります。
簡単な見分け方のポイントは胸のM模様と手の太さ
上:ミナミテナガエビ 下:ヒラテテナガエビ
そして、その数を数えてみると・・・、13名で捕ったテナガエビ2種は大小まぜこぜで合計90匹。おみごと!!
これには児童も驚いたようで、「ジャンより大きいエビが捕れるから今後も使いたい」と嬉しそうに言っていました。
※ジャン・・・割り箸のゴム鉄砲みたいな形をしたエビや小魚を突く小道具(土佐清水地域での名称)
そしてここからが本番、「三崎川の生きもの調べ」開始です。
前日に予想した班に分かれて小型定置網を引き上げていきます。
小型定置網を班毎に引き上げ
1班:流れが速くて浅いところ、2班:流れがゆるくて深いところ、3班:流れがゆるくて浅いところです。
自分たちの予想が明らかになるので、ドキドキです。
順繰りに引き上げ、それぞれの水槽に捕獲した生きものを移しました。
各網でとれたものは様々
なにやらそれぞれに違った生きものが入っています。
小魚がたくさん、小エビがたくさん、数は少ないけど大物が入ったものなど様々。
まずは、エビを水槽から取り出し種類毎に分類する作業です。
教わったばかりの見分け方。手慣れたものです。
同じ種類をずっと見ているので、子どもたちは小さな違いに敏感になっていました。
講師も教えていなかったスジエビをテナガエビとは種類が違うことを見事に見抜きました。
これは大人一同驚きました。
ソーティング(種類分け)とカウント中
何とかすべてのエビを分類し終えたら、今度は何匹いるかを数える作業です。
続いて魚、カニも調べていきました。
根気のいる作業、子どもたちよく頑張りました。
班毎で数が多かったのは、ミナミテナガエビで231匹。
続いてカワムツの129匹。
まさかの100超え2種でした。その他は、1~80匹程度。
そして、みんなが「お~!!」となったのが、アマゴやウナギが入っていた網もあったこと。
今回確認されたのは、魚6種、エビ4種、カニ2種でした。
これら得られたデータを代々5年生が引き継ぎ調べていくことで、三崎川の生きもの情報が年々蓄積され、三崎川の経年変化を見る貴重なデータになっていくことでしょう。