アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
〔三崎小学校環境学習〕H23-4「竜串の海でシュノーケリング」
2011年09月09日
土佐清水
三崎小学校の環境学習第4回目は、爪白海岸でのシュノーケリング体験。
当初、小学校の夏休み中に開催を予定していましたが、雷雨や台風のうねりなどのコンディションのため延びにのびて、2学期突入。
相次ぐ台風に悩まされましたが、ジリジリと照りつける太陽とべた凪のシュノーケリング日和になった9月7日にようやく実施することができました。
爪白海岸でシュノーケリング
7月末から1ヶ月半もじらされた児童達は、時間よりも早く集合完了。
1時間目の授業もあまり身が入らなかったようです(担任教諭談)。
後々の授業に影響がないと良いのですが・・・。
今回の講師は、海中の素敵スポットを熟知している竜串ダイビングセンターの佐野美月さんです。
また、同じくダイビングセンターの浜口さんや海の生きもの学習を受け持ってくださった足摺海洋館の京谷さんにサブ講師として入っていただきました。
泳ぎが達者な三崎の子どもたちですが、「海でのシュノーケリングは初めて」という子が半分以上。
まずはしっかり道具の使い方を伝授してもらい、フローティングベストを着て海へでる準備を万全に。
シュノーケルの使い方を教わります
3班に分かれて、それぞれの講師の指導の下、フロートにつかまって海中を見ながら沖を目指します。
講師に海底からとってもらった大きなヒトデや折れたサンゴのかけら、ナマコなどにも触れたりしながら約1時間の海中観察。
海底にいたヒトデをおっかなびっくり掴んでみる
足下に広がるサンゴ群集やナマコ、ヒトデ、魚など様々な生きものを観察していきました。
海に入る前は、台風の残した濁りがやや心配でしたが、透明度はほとんど回復しておりサンゴの間に隠れる小魚もはっきり見ることができました。
残りの時間を自由時間とし、講師と共に素潜りしながらヒトデやウニ、貝や折れた枝サンゴのかけらを拾ったりしていました。
中には、海底にゴロゴロいるナマコにやや引いてしまった子、ナマコに内臓をかけられ取り除くのに苦戦した子もいました。
素潜りで自分でとったサンゴのかけら
水槽ではない実際の海でサンゴやヒトデ、ナマコなど、いろんな生きものを見られたことや触れたことが印象に残っているようでした。
目の前を横切るボラの群れや鮮やかな小魚、深く潜れたことなどなど。
天気は良かったものの水着姿の子どもたちは少し寒かったようでした。
それでもまだまだ泳いでいたいという表情を残しつつ、今回の海の体験学習は終了しました。
自然環境が揃っていながらも、体験できる機会がまだまだ少ない現状を今回の子どもたちの感想で再認識。地域の皆さんと協力して身近な自然を体験する場を継続して作っていかなければならないと改めて強く感じた日でした。
当初、小学校の夏休み中に開催を予定していましたが、雷雨や台風のうねりなどのコンディションのため延びにのびて、2学期突入。
相次ぐ台風に悩まされましたが、ジリジリと照りつける太陽とべた凪のシュノーケリング日和になった9月7日にようやく実施することができました。
爪白海岸でシュノーケリング
7月末から1ヶ月半もじらされた児童達は、時間よりも早く集合完了。
1時間目の授業もあまり身が入らなかったようです(担任教諭談)。
後々の授業に影響がないと良いのですが・・・。
今回の講師は、海中の素敵スポットを熟知している竜串ダイビングセンターの佐野美月さんです。
また、同じくダイビングセンターの浜口さんや海の生きもの学習を受け持ってくださった足摺海洋館の京谷さんにサブ講師として入っていただきました。
泳ぎが達者な三崎の子どもたちですが、「海でのシュノーケリングは初めて」という子が半分以上。
まずはしっかり道具の使い方を伝授してもらい、フローティングベストを着て海へでる準備を万全に。
シュノーケルの使い方を教わります
3班に分かれて、それぞれの講師の指導の下、フロートにつかまって海中を見ながら沖を目指します。
講師に海底からとってもらった大きなヒトデや折れたサンゴのかけら、ナマコなどにも触れたりしながら約1時間の海中観察。
海底にいたヒトデをおっかなびっくり掴んでみる
足下に広がるサンゴ群集やナマコ、ヒトデ、魚など様々な生きものを観察していきました。
海に入る前は、台風の残した濁りがやや心配でしたが、透明度はほとんど回復しておりサンゴの間に隠れる小魚もはっきり見ることができました。
残りの時間を自由時間とし、講師と共に素潜りしながらヒトデやウニ、貝や折れた枝サンゴのかけらを拾ったりしていました。
中には、海底にゴロゴロいるナマコにやや引いてしまった子、ナマコに内臓をかけられ取り除くのに苦戦した子もいました。
素潜りで自分でとったサンゴのかけら
水槽ではない実際の海でサンゴやヒトデ、ナマコなど、いろんな生きものを見られたことや触れたことが印象に残っているようでした。
目の前を横切るボラの群れや鮮やかな小魚、深く潜れたことなどなど。
天気は良かったものの水着姿の子どもたちは少し寒かったようでした。
それでもまだまだ泳いでいたいという表情を残しつつ、今回の海の体験学習は終了しました。
自然環境が揃っていながらも、体験できる機会がまだまだ少ない現状を今回の子どもたちの感想で再認識。地域の皆さんと協力して身近な自然を体験する場を継続して作っていかなければならないと改めて強く感じた日でした。