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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

桝水高原のシンボル

2011年08月26日
米子
大山の桝水高原にはたくさんの蝶が生息しています。
米子自然環境事務所では夏におこなった蝶の観察会に続いて
9月10日に桝水高原、横手道を歩く《大山「蝶」の観察会》を計画しており、
25日に事前下見に行ってきました。

桝水高原には横手道まで観光リフトが運行していますが、
今回の下見ではリフトは使わずに横手道まで登っていきました。
見ることのできるチョウを確認しつつゆっくり登ると、
たくさんの蝶に出会いました。
その中に「桝水高原のシンボル」といわれるゴマシジミも見ることができました!
ゴマシジミは環境省のレッドデータの絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
桝水高原の代表種のゴマシジミですが、現在ではその数を減らし細々と棲息しています。
米子ARになって今年で4年目になりますが初めて見ることができました!


◎ゴマシジミと食草のワレモコウ

たくさんの蝶に出会える桝水高原。
もしかすると、発生の遅かったゴマシジミが観察会当日にまだ残っているかもしれません。
みなさんぜひ今度の蝶の観察会に参加してみて下さい!