アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
足摺岬園地内のメダケ駆除
2011年08月10日
土佐清水
昔は様々なものに使われていたメダケ。
それに代わる材料が普及するにつれ、自然素材は使われなくなりました。
人の手が入らなくなり、また国立公園としても保護され、繁殖力の強いメダケが優占的になる傾向にあります。
定点写真に写る植物もツバキよりメダケが目立ちます。
本来なら海風の影響を受け、地面に這うように自生するアシズリノジギクも、メダケに日射しを遮られ、光を浴びようとメダケの隙間をひょろひょろっと伸びている始末。
なんだか違う植物に見えます。
「景観としても少しでも改善したい」という地元からの要望もあり、メダケの伐採がなされることに。
過去の調査にも基づきながらポイントを土佐清水市役所さんと協議し、少しずつ少しずつ伐採されているメダケ。
歩道脇も園地の手すり外もメダケはたくさん生えていますが、足摺岬は断崖絶壁ばかり。
また、塩風害から植生を保護する役割もあると考えられ、手すり外は全伐採とまではいきません。
しかし、天狗の鼻や灯台周りなど足摺岬園地周辺のメダケが伐採され、海が見えるようになりすっきりしました。
伐採前
伐採後
成長も早いメダケ。
今後もその管理のあり方については検討していかなければいけません。
それに代わる材料が普及するにつれ、自然素材は使われなくなりました。
人の手が入らなくなり、また国立公園としても保護され、繁殖力の強いメダケが優占的になる傾向にあります。
定点写真に写る植物もツバキよりメダケが目立ちます。
本来なら海風の影響を受け、地面に這うように自生するアシズリノジギクも、メダケに日射しを遮られ、光を浴びようとメダケの隙間をひょろひょろっと伸びている始末。
なんだか違う植物に見えます。
「景観としても少しでも改善したい」という地元からの要望もあり、メダケの伐採がなされることに。
過去の調査にも基づきながらポイントを土佐清水市役所さんと協議し、少しずつ少しずつ伐採されているメダケ。
歩道脇も園地の手すり外もメダケはたくさん生えていますが、足摺岬は断崖絶壁ばかり。
また、塩風害から植生を保護する役割もあると考えられ、手すり外は全伐採とまではいきません。
しかし、天狗の鼻や灯台周りなど足摺岬園地周辺のメダケが伐採され、海が見えるようになりすっきりしました。
伐採前
伐採後
成長も早いメダケ。
今後もその管理のあり方については検討していかなければいけません。