先日、公園内の湿地の調査をしているとき
ハッチョウトンボを見かけました。
ハッチョウトンボとは日本で一番小さなトンボで、
体長は2cm程度。だいたい1円玉と同じくらいの大きさです。
日当たりの良い、水深の浅い湿地に生息するハッチョウトンボですが、
近年では開発などの環境の変化により急激に数が減少しています。
わたしも今回初めて実物を目にしました。
◎オスの成熟個体。
◎メスの成熟個体。
この日は公園内の湿地を数カ所調査しましたが、
そのうちの2箇所でハッチョウトンボを発見することができました。
霧雨の降る中、ひっそりと生息する小さなハッチョウトンボはとても印象的でした。