
アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
〈三本杭〉まだ春は遠い・・・
2011年03月04日
土佐清水
先日、高知と愛媛の県境に位置する鬼ヶ城山系の三本杭へ行ってきました。
山の春はまだ先のようです。
風も強く、木々も真っ白になっていました。

淡く白く霜が覆う三本杭の木々
土佐清水では、だいぶ暖かくなり春を感じますが、着々と夏に向かっていることを感じさせるような強い日射しの日さえあります。
その土佐清水から車で走ること約3時間、当国立公園で唯一標高1000m超えの山へ。
車で向かう途中から空気がヒンヤリ。
登山口に着き車から下りようとドアを開けた途端、感じた冷気に思わず「さぶっ!!」とドアを閉じてしまいました。
土佐清水とは、かなりの気温差、冬に逆戻りです。
防寒着に身を固め、意を決し登山道へ。寒いのもそのはず、歩道や斜面にはまだ残雪がありました。
今年の大寒波での積雪の重みで、折れた木々の無惨な姿が至る所で目に入りました。
木々の葉っぱも、膨らみ始めていたつぼみも、白くパリパリに凍っていました。

木も草もパリパリ
木々だけではありません。
ササ回復試験柵のネットが雪に埋もれ、それを支えるポールも完全にポッキリ。
グラスファイバー製のポールも大寒波の大雪には負けてしまった様子です。

雪の重みで痛々しい姿に・・・

頑丈なポールも同じくポッキリ
三本杭のササはというと、防鹿柵の効果が着々と現れているようで、秋に見たときよりもササの範囲が広がっているように感じました。
着々と土の露出面を減らしています。
(秋の三本杭 http://chushikoku.env.go.jp/blog/2010/10/21/index.html )
春が来ればもっと勢いを増して生長していくことでしょう。
今にも吹雪きそうな極寒の山頂でしたが、
下山するととても穏やかな日射しが注いでいました。
山の春はまだ先のようです。
風も強く、木々も真っ白になっていました。
淡く白く霜が覆う三本杭の木々
土佐清水では、だいぶ暖かくなり春を感じますが、着々と夏に向かっていることを感じさせるような強い日射しの日さえあります。
その土佐清水から車で走ること約3時間、当国立公園で唯一標高1000m超えの山へ。
車で向かう途中から空気がヒンヤリ。
登山口に着き車から下りようとドアを開けた途端、感じた冷気に思わず「さぶっ!!」とドアを閉じてしまいました。
土佐清水とは、かなりの気温差、冬に逆戻りです。
防寒着に身を固め、意を決し登山道へ。寒いのもそのはず、歩道や斜面にはまだ残雪がありました。
今年の大寒波での積雪の重みで、折れた木々の無惨な姿が至る所で目に入りました。
木々の葉っぱも、膨らみ始めていたつぼみも、白くパリパリに凍っていました。
木も草もパリパリ
木々だけではありません。
ササ回復試験柵のネットが雪に埋もれ、それを支えるポールも完全にポッキリ。
グラスファイバー製のポールも大寒波の大雪には負けてしまった様子です。
雪の重みで痛々しい姿に・・・
頑丈なポールも同じくポッキリ
三本杭のササはというと、防鹿柵の効果が着々と現れているようで、秋に見たときよりもササの範囲が広がっているように感じました。
着々と土の露出面を減らしています。
(秋の三本杭 http://chushikoku.env.go.jp/blog/2010/10/21/index.html )
春が来ればもっと勢いを増して生長していくことでしょう。
今にも吹雪きそうな極寒の山頂でしたが、
下山するととても穏やかな日射しが注いでいました。