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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

五色台ビジターセンター情報

2011年02月28日
高松
徐々に春の到来が近づいてきているようですね。
ポカポカ陽気になれば、そろそろ出かけたくなりませんか?
そこで、五色台ビジターセンターで毎年行っている『五色台ふれあい写真展』展示と新しい展示物のお知らせです。

五色台ふれあい写真展は、「五色台」をテーマに写真を募集し、金賞1名、銀賞2名、銅賞3名、特別賞4名の入賞作品を決めるコンテスト。
今年は約80点近くの応募があり、どれも力作揃いで選考も難航しました。


入賞作品

残念ながら逃した作品

どの作品も見応えのある写真ばかり。
入賞者の中には、他の写真コンテストでもよく受賞している方もいます。
ぜひご覧になって、知らなかった五色台の風景、文化を発見してください。
展示は4月上旬まで予定しています。
その後、入賞作品は高松市内の展示スペースに出張していきますので、もしビジターセンターで見逃した!という方はそちらへ。


そしてお知らせ② 新しい展示物がやってきた!
まずはコチラ ↓↓


五色台ジオラマ

高低がよく分かります

五色台は主に5つの峰があり、道中登ったり下ったりしているため、初めての方には一体どこへ行っているのか分からなくなることが多々あります。
平面地図はあるのですが、ビジターセンター周辺のみしか表示されておらず、等高線もないので地形までは分かりませんでした。
そこで「ジオラマならお客さんにも説明しやすいし、高低が分かることでさらに理解できるのでは?」ということでジオラマを作成。
設置した直後、道に迷ったようすのお客さんが来られ、ジオラマを使って説明すると納得して出発していきました。作って良かった~。

そして、展示物第2弾 ↓↓


なんだか分かるかな?
裏へまわると・・・・

このように地質断面が見えます。
そして引き出しの中には・・・・

岩石を入れています。

香川県民からすると当たり前の風景なのですが、他県の方にはいつも不思議がられる「ビュート型(おむすび型)」と「メサ型(平たい台地状)」という地形があります。
それをより分かりやすく説明したのが、この断面図。
どんなふうに風雨で侵食されそのような地形になったのか、どの地質が良く浸食されやすいのかを説明し、また本物の岩石を入れることで実際に触れてもらい、より理解を深めてもらおうと思ったのが作成のきっかけでした。
ただ、引き出しの中の岩石は重く、勢いよく引き出すと落ちてしまうことがあるので、ゆっくり出しましょう。

そして、21年度最後のクラフト教室のお知らせです。
******『お花炭づくり』******
毎年根強い人気のクラフト教室。
お花や木の実を炭にして、飾っても良し、防臭効果にも良しな優れもの。
 日 時 ; 3月13日(日)13:00~15:30
 場 所 ; 五色台クラフトハウス
 参加費 ; 300円/1人
 準備物 ; 汚れてもいい服装・あればスチールやアルミ缶
=========五色台ビジターセンターHP=========
http://www.ab.auone-net.jp/~goshiki/