アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
登山者カウンター撤去
2011年02月14日
松江
アクティブレンジャー日記で何度か取り上げられていますが、国立公園内に「登山者カウンター」なる物を設置しています。
島根県では三瓶山の登山道に設置していました。
冬には雪が積もるため撤去する必要があります。
ですが年末は鳥インフルエンザなどの業務で非常に忙しく撤去できませんでした。
初日の出目的の登山者がいるのか知りたかったですし、幸い雪は積もっていないとの事、年が明けてから撤去する事にしました。
ところがです。年末年始山陰はトップニュースになるほどの大雪に。
私の業務は更に忙しくなり、仕事を打ち負かす前に自分がダウン。天候も悪い日が続き、心配しながらもなかなかお迎えに行く事が出来ないでいました。
その登山者カウンター撤去にやっと行く事が出来ました。
真っ青な空に真っ白な雪原 三瓶山が映えます
さて設置したのは2箇所。そのうち西ノ原登山道は500m~1Km車道から歩かなければなりません。
あるだけの服を着込み、カンジキ(スノーシュー)を履き、スコップを担いでいざ出陣!
ところが今日は最近珍らしい晴天。
歩き慣れないカンジキに、少し歩いただけで汗ばんできました。
スタートが少し遅れてしまったので少し気がはやります。ですが急げば汗をかき、それが冷えれば体温を奪う。
はやる気持ちを抑えて冷静に脚を進めます。
芝生広場の奥はススキ草原、更には藪となっているのですが、今はただ銀世界が広がっているのみです。
そしてその雪原の中にありました。
すっかり埋もれていましたが、破損もなく無事カウンターの記録もされています。
一安心です。
我いとしの登山者カウンター 無事であったか
カンジキを外し早速スコップで雪を掘ります。
北国育ちの私。除雪には多少慣れています。でも除雪してもその下の土は根っ子が貼り巡され歯が立たない。
支柱を力任せにゆすって外そうとしましたが機材が壊れてしまっては大変。
焦る気持ちを抑えてボルトを外し機材の付いている支柱を取り外し、急がば回れ、自分に言い聞かせて作業を進めます。
撤去したぞ、とガッツポーズ でもこの後担いで帰らなくては・・・
この写真 タイマーセットし一人で撮ってます ちょっとせつない・・・
今日は天気が良くて本当に助かりました。
これが悪天候だったらどれほど作業が大変だったか。
帰り道、重い登山者カウンターが肩に食い込み痛いのですが、撤去出来た安堵感のせいか、下り坂のせいか脚は軽やかに進みました。
「よし、あともう1台。日が暮れる前に撤去できるぞ。」
三瓶山の周回道路の一部にはまだこんな所も
東北生まれの私もこんな雪道を通るのは昭和以来です
島根県では三瓶山の登山道に設置していました。
冬には雪が積もるため撤去する必要があります。
ですが年末は鳥インフルエンザなどの業務で非常に忙しく撤去できませんでした。
初日の出目的の登山者がいるのか知りたかったですし、幸い雪は積もっていないとの事、年が明けてから撤去する事にしました。
ところがです。年末年始山陰はトップニュースになるほどの大雪に。
私の業務は更に忙しくなり、仕事を打ち負かす前に自分がダウン。天候も悪い日が続き、心配しながらもなかなかお迎えに行く事が出来ないでいました。
その登山者カウンター撤去にやっと行く事が出来ました。
真っ青な空に真っ白な雪原 三瓶山が映えます
さて設置したのは2箇所。そのうち西ノ原登山道は500m~1Km車道から歩かなければなりません。
あるだけの服を着込み、カンジキ(スノーシュー)を履き、スコップを担いでいざ出陣!
ところが今日は最近珍らしい晴天。
歩き慣れないカンジキに、少し歩いただけで汗ばんできました。
スタートが少し遅れてしまったので少し気がはやります。ですが急げば汗をかき、それが冷えれば体温を奪う。
はやる気持ちを抑えて冷静に脚を進めます。
芝生広場の奥はススキ草原、更には藪となっているのですが、今はただ銀世界が広がっているのみです。
そしてその雪原の中にありました。
すっかり埋もれていましたが、破損もなく無事カウンターの記録もされています。
一安心です。
我いとしの登山者カウンター 無事であったか
カンジキを外し早速スコップで雪を掘ります。
北国育ちの私。除雪には多少慣れています。でも除雪してもその下の土は根っ子が貼り巡され歯が立たない。
支柱を力任せにゆすって外そうとしましたが機材が壊れてしまっては大変。
焦る気持ちを抑えてボルトを外し機材の付いている支柱を取り外し、急がば回れ、自分に言い聞かせて作業を進めます。
撤去したぞ、とガッツポーズ でもこの後担いで帰らなくては・・・
この写真 タイマーセットし一人で撮ってます ちょっとせつない・・・
今日は天気が良くて本当に助かりました。
これが悪天候だったらどれほど作業が大変だったか。
帰り道、重い登山者カウンターが肩に食い込み痛いのですが、撤去出来た安堵感のせいか、下り坂のせいか脚は軽やかに進みました。
「よし、あともう1台。日が暮れる前に撤去できるぞ。」
三瓶山の周回道路の一部にはまだこんな所も
東北生まれの私もこんな雪道を通るのは昭和以来です