アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
自然観察会 in 滑床渓谷
2010年12月06日
土佐清水
12月5日に滑床渓谷にて自然観察会を開催しました。
テーマは「アニマルトラッキング きみも動物調査員!」です。
今回講師にお招きしたのは調査などで野生動物に長く関わられ、また宇和島を拠点にして10年ほど調査をされてきた古川真理さんです。
「子どもも大人も楽しめる動物のプログラムを愛媛県側でやりましょう!」と講師の方と話をし、実施に至りました。
テーマにある「アニマルトラッキング」とは、動物の足跡や糞などから動物の行動や生活を読み取ることです。
当日の参加者は9名、主に松野町周辺の方々です。
まずは屋内(万年荘)で、鹿に扮した「鹿野雲子(しかのうんこ)」先生による動物についてのレクチャーです。
ジェスチャーを交えたクイズをしたり、糞や食痕を手にとって観察したり、プロジェクターで動物の写真を見たりしました。
鹿野先生のレクチャー
シカ・ウサギ・ムササビなどの糞や食痕観察
和気あいあいとした雰囲気の中、レクチャー後には、動物の行動範囲についてや自動撮影装置で撮られた動物写真、四国のクマについてなど様々な質問が出ました。
知らなかったことや勘違いしていたことなど色々な発見があったようです。
この日は雲ひとつなく快晴。
お弁当は外の広場でとりました。
早々に食べ終わった子どもたちは広場で木登りを楽しんでいました。
午後から早速アニマルトラッキングへ!!
道のないところをずんずん進む
レクチャー時には糞に触ることにやや抵抗がみられた子どもたちも、うんこ先生のおかげか、シカの糞を見つけてはせっせと袋に収集。
あっという間に袋いっぱいになっている子もいました。
道中、シカの毛を見つけたり、ネズミの毛や骨が含まれるイタチの仲間の糞、シカの樹皮はぎ跡や角研ぎ跡、リスかムササビの松ぼっくり食痕などを観察していきました。
発見した糞を分解
何を食べているのか見てみる
最後は、岩がごつごつした冒険コースへ。
子どもたちは普段にはない緊張感を味わいながら山を下ったのが印象的だったようです。
野生の感を取り戻して下る
今回歩いたのは万年荘付近1kmほどの短い距離。
その短い距離の中でも何かしらの動物のサインが潜んでいます。
そのサインを覚えられたら、森の散策中に直に出逢えなくても動物の姿が思い浮かんでくるのではないしょうか。
これで滑床渓谷の動物を見守る9名の動物調査員の誕生です?!
テーマは「アニマルトラッキング きみも動物調査員!」です。
今回講師にお招きしたのは調査などで野生動物に長く関わられ、また宇和島を拠点にして10年ほど調査をされてきた古川真理さんです。
「子どもも大人も楽しめる動物のプログラムを愛媛県側でやりましょう!」と講師の方と話をし、実施に至りました。
テーマにある「アニマルトラッキング」とは、動物の足跡や糞などから動物の行動や生活を読み取ることです。
当日の参加者は9名、主に松野町周辺の方々です。
まずは屋内(万年荘)で、鹿に扮した「鹿野雲子(しかのうんこ)」先生による動物についてのレクチャーです。
ジェスチャーを交えたクイズをしたり、糞や食痕を手にとって観察したり、プロジェクターで動物の写真を見たりしました。
鹿野先生のレクチャー
シカ・ウサギ・ムササビなどの糞や食痕観察
和気あいあいとした雰囲気の中、レクチャー後には、動物の行動範囲についてや自動撮影装置で撮られた動物写真、四国のクマについてなど様々な質問が出ました。
知らなかったことや勘違いしていたことなど色々な発見があったようです。
この日は雲ひとつなく快晴。
お弁当は外の広場でとりました。
早々に食べ終わった子どもたちは広場で木登りを楽しんでいました。
午後から早速アニマルトラッキングへ!!
道のないところをずんずん進む
レクチャー時には糞に触ることにやや抵抗がみられた子どもたちも、うんこ先生のおかげか、シカの糞を見つけてはせっせと袋に収集。
あっという間に袋いっぱいになっている子もいました。
道中、シカの毛を見つけたり、ネズミの毛や骨が含まれるイタチの仲間の糞、シカの樹皮はぎ跡や角研ぎ跡、リスかムササビの松ぼっくり食痕などを観察していきました。
発見した糞を分解
何を食べているのか見てみる
最後は、岩がごつごつした冒険コースへ。
子どもたちは普段にはない緊張感を味わいながら山を下ったのが印象的だったようです。
野生の感を取り戻して下る
今回歩いたのは万年荘付近1kmほどの短い距離。
その短い距離の中でも何かしらの動物のサインが潜んでいます。
そのサインを覚えられたら、森の散策中に直に出逢えなくても動物の姿が思い浮かんでくるのではないしょうか。
これで滑床渓谷の動物を見守る9名の動物調査員の誕生です?!