アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
ウスイロヒョウモンモドキ保全活動 オミナエシ植え
2010年10月25日
松江
三瓶山の「ウスイロヒョウモンモドキ」と言う蝶が危機的な状態である事は、先日14日の日記でお伝えしました。
でもそれで手をこまねいているわけにはいきません。
蝶たちが生きていたとき、そこに食べ物が無かったらどうでしょう。
この蝶の幼虫はオミナエシと言う草を食べますが、そのオミナエシは減っていました。
そこで三瓶山では長年、オミナエシを植える活動を続けてきました。
近年は地元の志学(しがく)小学校の子ども達と、保全を続けてきた皆さんとでオミナエシの苗を植えています。
この日は気持ちのいい青空。
子どもたちと苗や道具を持って三瓶山を登ります。
現場に着くと今まで植え続けてきたオミナエシが花を咲かせ、実を結んでいました。
オミナエシの花が子どもたちを迎えてくれました
今回植える所は草刈りや枝払いなどして整備してきました。
そうやって少しづつ環境を作ってきたのです。
現場は斜面。そして根っ子が張り巡らされていて、なかなかスコップが地面に入って行きません。
大人でも大変な作業です。皆さん額に汗しながら耕しました。
歯が立たない地面に立ちつくす子、飛び上がって掘ろうとする子、さまざまです
そして持ってきた苗を植えます。
かなり密集しているようですが、自然界で定着してくれるのはわずか。
集団で対抗しないと藪の中に呑みこまれてしまうんですね。
自然界の厳しさを感じさせます。
皆さんの力でオミナエシの畑ができました
これでオミナエシが根付いてくれて、そしてウスイロヒョウモンモドキが舞う姿を見たいものです。
どんな命もそれ単独では生きていけません。
全ては繋がって係わりあって生きています。
ウスイロヒョウモンモドキにはオミナエシが。オミナエシには日当たりのいいススキ草原が、と言った具合に。
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日本のいのち、つないでいこう!【COP10現在開催中】
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/
COP10支援実行委員会 http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/
でもそれで手をこまねいているわけにはいきません。
蝶たちが生きていたとき、そこに食べ物が無かったらどうでしょう。
この蝶の幼虫はオミナエシと言う草を食べますが、そのオミナエシは減っていました。
そこで三瓶山では長年、オミナエシを植える活動を続けてきました。
近年は地元の志学(しがく)小学校の子ども達と、保全を続けてきた皆さんとでオミナエシの苗を植えています。
この日は気持ちのいい青空。
子どもたちと苗や道具を持って三瓶山を登ります。
現場に着くと今まで植え続けてきたオミナエシが花を咲かせ、実を結んでいました。
オミナエシの花が子どもたちを迎えてくれました
今回植える所は草刈りや枝払いなどして整備してきました。
そうやって少しづつ環境を作ってきたのです。
現場は斜面。そして根っ子が張り巡らされていて、なかなかスコップが地面に入って行きません。
大人でも大変な作業です。皆さん額に汗しながら耕しました。
歯が立たない地面に立ちつくす子、飛び上がって掘ろうとする子、さまざまです
そして持ってきた苗を植えます。
かなり密集しているようですが、自然界で定着してくれるのはわずか。
集団で対抗しないと藪の中に呑みこまれてしまうんですね。
自然界の厳しさを感じさせます。
皆さんの力でオミナエシの畑ができました
これでオミナエシが根付いてくれて、そしてウスイロヒョウモンモドキが舞う姿を見たいものです。
どんな命もそれ単独では生きていけません。
全ては繋がって係わりあって生きています。
ウスイロヒョウモンモドキにはオミナエシが。オミナエシには日当たりのいいススキ草原が、と言った具合に。
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