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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

第4回環境学習「グラスボートでいく海と見残し海岸」

2010年09月13日
土佐清水
7月に予定していたグラスボートでの海の観察は、天候不順により9月に延期しました。
が、今回予定していた9月9日、台風9号の影響が・・・。
またもや延期かと心配しましたが、船長の判断により決行することに。

今回の講師は、昨年同様、竜串観光汽船の船長、竹葉さん。
(竜串観光汽船 http://www.kankosen.ecnet.jp/ )
9月に入り朝晩は秋の風を感じてきましたが、土佐清水の日中はいまだに真夏を思わせる暑さと紫外線。まだまだ熱中症の注意が必要です。

見残し海岸へ行くためのグラスボートへ乗り込みます。
と、その前に昨年同様に「乗船テスト」の用紙が配られました。

乗船テスト中

「昨年は難しかったようなので今年は簡単にしました。」と船長。
軽いプレッシャーを感じつつ頭を抱えながら海の生きものや土佐清水に関する設問10問を解いていきます。答え合わせをして愕然、知っているようで知らない土佐清水のこと。
ここでしっかり頭にたたき込んで、ようやくグラスボートへ乗船。

台風9号の直後の割にはクリアに見えました

今年は大きな台風が来ていないため海水温は上昇気味。
そのため竜串湾内でもサンゴの白化現象が起こっており、船長の解説のもとその様子を観察しました。


奇岩の中の様々な化石を探す

見残し海岸へ上陸し奇岩に含まれている生きものや波などによって形成された様々な化石を探しては観察していきました。
所々に命名されている奇岩の1つ“人魚御殿”でお昼休憩。

三崎小の人魚たち

見残し海岸が海中にあった頃は、子どもたちがお昼休憩をとるこんな様子で人魚がここに腰を下ろしていたのかもしれませんね。





「日本のいのち、つないでいこう!COP10まで35日前」
COP10実行委員会のHP http://www.cop10.jp/aichi-nagoya/
生物多様性ホームページ http://www.biodic.go.jp/biodiversity/