アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
ウスイロヒョウモンモドキ保護活動作戦!
2010年06月15日
松江
全国各地一気に梅雨入りしましたね。
ここ島根県も今日は雨模様ですが、梅雨入り前の最後の日(土曜日)、
ウスイロヒョウモンモドキの飼育ゲージの設営をお手伝いしに、三瓶山に行ってきました。
ウスイロヒョウモンモドキとは?
これは三瓶山を代表する蝶で、国の絶滅危惧I類(絶滅の危機に瀕している種)に指定さている貴重な蝶です。
そのウスイロヒョウモンモドキを保護しようと、地元有志の方々・大学・行政の方々などが連携を取って活動を続けています。
毎年島根大学の星川先生が幼虫たちをわが子のように大事に育てられ、それを野外に放虫していましたが、
昨年幾つかの要因が重なって、蝶になれた者がとても少なかったのです。
存続が危ぶまれる状況です。
そこで今年はできるだけ数多く蝶になってもらうため、野外にゲージを設けて成長を助けようという作戦です。
この日は暑かった~。
皆汗びっしょりになって資材を担ぎ上げました。
「これはしんどい。これから設営なのに・・・」
ですが山の斜面で作業を始めると、そこには涼しい風が。
私たちに恵みの風です。
「オミナエシ」がしっかり根付いていました
地面には以前皆さんが植えた、「オミナエシ」など(ウスイロヒョウモンモドキにとって大切な草)がたくさん生えてきてくれていて、踏まないように作業するのが大変。
素人たちの設営ですが皆さんが力を合わせ骨組みを完成する事ができました。
野生の生き物たちは、微妙なバランスの係わりの中で、かろうじて生き続けています。
わずかな何らかの要因によって、絶滅することもあります。
どうか皆さん、かけがえのない大切な命たちを見守ってください。
本物のウスイロヒョウモンモドキをぜひ見たいものです
ここ島根県も今日は雨模様ですが、梅雨入り前の最後の日(土曜日)、
ウスイロヒョウモンモドキの飼育ゲージの設営をお手伝いしに、三瓶山に行ってきました。
ウスイロヒョウモンモドキとは?
これは三瓶山を代表する蝶で、国の絶滅危惧I類(絶滅の危機に瀕している種)に指定さている貴重な蝶です。
そのウスイロヒョウモンモドキを保護しようと、地元有志の方々・大学・行政の方々などが連携を取って活動を続けています。
毎年島根大学の星川先生が幼虫たちをわが子のように大事に育てられ、それを野外に放虫していましたが、
昨年幾つかの要因が重なって、蝶になれた者がとても少なかったのです。
存続が危ぶまれる状況です。
そこで今年はできるだけ数多く蝶になってもらうため、野外にゲージを設けて成長を助けようという作戦です。
この日は暑かった~。
皆汗びっしょりになって資材を担ぎ上げました。
「これはしんどい。これから設営なのに・・・」
ですが山の斜面で作業を始めると、そこには涼しい風が。
私たちに恵みの風です。
「オミナエシ」がしっかり根付いていました
地面には以前皆さんが植えた、「オミナエシ」など(ウスイロヒョウモンモドキにとって大切な草)がたくさん生えてきてくれていて、踏まないように作業するのが大変。
素人たちの設営ですが皆さんが力を合わせ骨組みを完成する事ができました。
野生の生き物たちは、微妙なバランスの係わりの中で、かろうじて生き続けています。
わずかな何らかの要因によって、絶滅することもあります。
どうか皆さん、かけがえのない大切な命たちを見守ってください。
本物のウスイロヒョウモンモドキをぜひ見たいものです