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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

季節のクラフトイベント~お花炭作り~

2010年03月18日
高松
先週の日曜日、毎月恒例の季節のクラフト教室を
行いました。

今回は『お花炭作り』。
炭にする材料は、葉っぱや木の枝と実、またドングリや
松ぼっくり、アメリカフウ等の木の実などいろいろ。
前回1月に行った『ドングリアートに挑戦』で使った
材料がそのまま炭になります。

↓↓1月『ドングリアートに挑戦』のようす
http://chushikoku.env.go.jp/blog/setonaikai/a-takamatsu/index.html
2010年1月19日付け

今回の講師は、パークボランティアでもある西本さん。
最初に炭になるとは?といった化学の説明から。
書いてもらった絵を見て、久しぶりに思い出しました。
あぁ~、なんか実験でやったかも。


この絵、見たことありませんか?
説明が終わったところで各自材料選び。



作り方は簡単♪
お菓子や乾物などが入っている、蓋付き空き缶を用意。
その蓋に煙が出てくるように、キリで穴を開けます。
そして、缶の中に足つき金網を敷きます。
直接缶の中に材料を入れてしまうと、下部に強い火が当たり
均等にキレイに炭化しづらいからです。

そして、材料を投入。
ここで注意点をひとつ。
材料には、葉っぱのような柔らかいモノと
ドングリや松ぼっくりのような固いモノがあります。
これらは炭化する時間が違うので、別々にしなければ
これも均等には炭化しません。
この点に注意しながら、どんなふうにできるんだろうと
みんなワクワクしながら入れていきます。

そして、材料を入れた人から炉へ。
最初は白い煙が出てきます。これは炭化しているという証拠。
これが透明な煙に変わると、炭化しましたよという合図。
だいたい柔らかいモノが2~3分。固いモノが10分程度と
いう目安がありますが、なかなか。
これは経験していく内に段々と分かってくるので、
何回か挑戦していくとみんな
『もう私の缶いいかも』と。



できたら缶を冷やします。濡れタオルをどんどん掛けて
素手で触れる程度になったら、いよいよできあがり!
早速どんなふうになってるかな?



作業時間いっぱい、みんな何回も作っていきました。
そして、お楽しみの出来は。。。


こんなふうに作りました。
ココが難しかったなどの感想が。




中でもこの炭は、青く色味が残りました。
西本さんも見たことないそう。でもキレイ~。

参加者の中には1年、このイベントを待っていてくれた人も!
たいへんお待たせいたしました~!
その方、『またしたいのでお願いします!』と
すごく喜んで帰って行きました。

****次回のクラフトイベント****
4月11日(日)10:00~14:00 参加費500円
 『竹パン&バター作り』
エプロン、マイ箸、お椀を用意してください。
====五色台ビジターセンターHP====
http://www.ab.auone-net.jp/~goshiki/