アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
第13回環境学習「自然再生って? 泥土除去作業…」
2010年02月02日
土佐清水
1月29日、三崎小学校での環境学習「自然再生って?~竜串の泥土除去作業をみよう~」を行いました。
竜串自然再生事業の一環としてのこの環境学習。
6月から始まり、学習の終わりが見えてきました。
環境学習としての締めくくりは、「自然再生」です。
(竜串自然再生 http://www.tatsukushi-saisei.com/top.html )
竜串で泥土除去作業が平成18年から始まり、今期も泥土処理施設が竜串港に設置してあります。
今回は、その泥土処理施設を動かしている大林組の竜串工事事務所所長、佐藤亨さんを講師に泥土除去作業を見学しました。
はじめに、全体的な泥土除去について資料をもとに説明を聞きました。
しかし、卓上ではなかなかイメージがわきません。
写真左:竜串湾の作業船
写真右:作業船のダイバーに聞く
早速、小型船に乗って竜串湾にて実際に泥土除去をしている作業船へ。
そこでは、ダイバーが泥土処理施設に繋がっているパイプで泥土の吸い込み作業をしています。
作業船の真横に着け、2時間交替で作業をしているというダイバーに質問したり、実際に海底から回収したサンゴの骨を見せていただきました。
実際の海中の作業は船上からは見えないので、戻ってからビデオで海中の作業の様子を確認しました。
今まできれいだと思っていた海中の現状を知った児童たちは、驚きの表情で映像に見入っていました。
写真左:泥土処理施設の見学
写真右:施設の一部を上から見た様子
では、それらの泥は実際にどのように処理されているのでしょうか?
それを知るために、今度は泥土処理施設の見学です。
作業船から送られてきた泥水を分ける機械や、圧縮し泥を取り除く機械などを順繰りに見ていきました。
また、泥水から透明な水になる過程を簡易的に見るために、凝集剤を使って泥土を沈殿させる実験も見せてもらいました。
写真上:凝集剤を使った実験中
写真下:撹拌した泥水(左は処理前の泥水、右は凝集剤を入れた泥水)
陸上と違って海中のことは、なかなか目に付かないもの。
今回の見学も含め、1年間の環境学習を通して、
目にはうつりにくい“山川海のつながり”を感じ、今後の竜串を考えていく人になってほしいと思います。
竜串自然再生事業の一環としてのこの環境学習。
6月から始まり、学習の終わりが見えてきました。
環境学習としての締めくくりは、「自然再生」です。
(竜串自然再生 http://www.tatsukushi-saisei.com/top.html )
竜串で泥土除去作業が平成18年から始まり、今期も泥土処理施設が竜串港に設置してあります。
今回は、その泥土処理施設を動かしている大林組の竜串工事事務所所長、佐藤亨さんを講師に泥土除去作業を見学しました。
はじめに、全体的な泥土除去について資料をもとに説明を聞きました。
しかし、卓上ではなかなかイメージがわきません。
写真左:竜串湾の作業船
写真右:作業船のダイバーに聞く
早速、小型船に乗って竜串湾にて実際に泥土除去をしている作業船へ。
そこでは、ダイバーが泥土処理施設に繋がっているパイプで泥土の吸い込み作業をしています。
作業船の真横に着け、2時間交替で作業をしているというダイバーに質問したり、実際に海底から回収したサンゴの骨を見せていただきました。
実際の海中の作業は船上からは見えないので、戻ってからビデオで海中の作業の様子を確認しました。
今まできれいだと思っていた海中の現状を知った児童たちは、驚きの表情で映像に見入っていました。
写真左:泥土処理施設の見学
写真右:施設の一部を上から見た様子
では、それらの泥は実際にどのように処理されているのでしょうか?
それを知るために、今度は泥土処理施設の見学です。
作業船から送られてきた泥水を分ける機械や、圧縮し泥を取り除く機械などを順繰りに見ていきました。
また、泥水から透明な水になる過程を簡易的に見るために、凝集剤を使って泥土を沈殿させる実験も見せてもらいました。
写真上:凝集剤を使った実験中
写真下:撹拌した泥水(左は処理前の泥水、右は凝集剤を入れた泥水)
陸上と違って海中のことは、なかなか目に付かないもの。
今回の見学も含め、1年間の環境学習を通して、
目にはうつりにくい“山川海のつながり”を感じ、今後の竜串を考えていく人になってほしいと思います。