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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

第11回環境学習「~地域を伝える~ガイドに向けて・・・」

2009年12月21日
土佐清水
12月18日、三崎小学校での環境学習「地域を伝える~ガイドに向けて足摺海底館を学ぼう~」を行いました。
竜串には、中四国唯一の海中展望塔“足摺海底館”があります。
その足摺海底館にて、年明けに子どもたちが一般の方々を相手にガイドする予定。
それに向けて、今回は歴史や建物の構造など海底館について学習しました。
今回の講師は、三崎小学校の卒業生でもある足摺海底館職員の文野さんです。
(足摺海底館 http://www.a-sea.net/ )


橋を渡って海中展望塔「足摺海底館」へ

まず、いつごろ建てられたのか、どんなつくりになっているかなど海底館の概要について学び、文野さんによるガイドでお客さまの気持ちになって体験します。
まずは、笑顔で元気よく挨拶からです。
受付から海底館のあるところまで移動します。
このときもただ連れて行ってはガイドになりません。
道中の植物や奇岩についても話せるようにポイントを教えてくれました。

展望塔までの道中の奇岩もガイドのポイント

奇岩に命名された様々な名前に感嘆しながら、子どもたちも命名できる奇岩をひとつ発見。
「アイロン岩」です。
そう言われると、もうそれにしか見えなくなってしまうから不思議です。

海底館内見学では、ぐるぐると螺旋階段をおりて海中へ。
いくつもある窓の外にはたくさんの魚が泳いでいました。
それらを見ながらどんな魚が来るのか、あれは何かなど絵と照らし合わせました。
その他、海の透視度を測る透視板やサンゴ移植を行ったところなども見ていきました。

自分たちがガイドするイメージをしながら魚の説明等を聞きました

実際にお客さまを目の前にしないと、なかなかガイドのイメージは湧かないかもしれません。どんなことを伝えたいかをまとめて、子どもたちそれぞれが楽しんでガイドできることを願うばかりです。