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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

第10回環境学習「~山を知る~人と山のつながり・・・」

2009年12月16日
土佐清水
12月14日、三崎小学校での環境学習「山を知る!~人と山のつながり 林業や砂防ダムから治山を学ぼう~」を行いました。

当初11日に予定していましたが、9日から雨が続き足場も悪いこともあり延期に・・・。待った甲斐あり、当日は青空が広がりました。

今回の講師は、土佐清水市森林組合の山下組合長です。
みんなで1台の車に乗り込み学校から約30分、西ノ川の奥地へ移動します。
普段通らないような林道を突き進み、上下左右に揺られながら今ノ山山頂付近、標高およそ800mのヒノキ林まで行ってきました。
そこが今回の間伐地です。


写真上:重機の間伐作業のすごさに一同見入りました。
写真下:集積されたヒノキ材、年輪も数えてみました。

はじめに土佐清水市森林組合が実際に間伐をしている現場見学。
2種類の重機による伐採木のワイヤー引き上げ、枝払い、玉切り、集積などの様々な行程を説明してもらいながら見ていきました。
バリバリッと大きな音を立てながらあっという間に進んでいく作業は、見事です。初めて見る光景に皆、言葉もなく見入っていました。
集積された材は、太さは様々でしたが皆40年生前後のヒノキです。
切ったばかりのヒノキからは、さわやかな香りが漂っていました。

今度は子どもたちみんなの番、機械は使えないのでノコギリで間伐に挑戦です。

写真左上:黒板でヒノキ間伐などの説明中
写真左下:今回切った約40年生のヒノキ年輪
写真右:一人一本の間伐体験

間伐や針葉樹・広葉樹についての説明を聞いてから、一人ずつノコギリを手に挑みますが、皆初めての経験。
直径20センチ前後の立木はなかなか倒れてくれず、悪戦苦闘。
それでもみんななんとか一人1本ずつ倒し、間伐した木を木口切りした板をおみやげにしました。
これは木の実を使ったクラフト材料のひとつになる予定です。

帰りは、崩れた法面のよう壁工現場や砂防ダム、20年前に間伐を行ったところを見学して帰路につきました。

崩れた法面のよう壁工現場
間伐の必要性や土砂崩れの関係も話していただきました。