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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

草木染めに挑戦!

2009年11月13日
高松
 秋も深まってきた今日この頃。
 毎月1度行われている、五色台ビジターセンターでの季節のクラフトイベント。
 11月の今回は、草木染めに挑戦しました。

 今回の先生は、国営まんのう公園のインタープリターであり、自然観察指導員でもある角田真理子さん。旦那さまの忠司さんもスタッフとして来てくれました。こちらのお二人、地元山本町でも『あそ美工房』を開いており、草木染めをしたり、一緒に何かやりたいと思った方とイベントをしたり、さまざまな活動をされています。


 まず、最初に作業工程や、草木染めについてのお話し。
 今回はビワの葉、ヤシャブシの実、クサギの実、メリケンカルカヤの4種類を使ってガーゼ素材のストールに染め物をしていきます。

 布って、何でも染められると思うでしょ?!
実は、タンパク質の量で染めの仕上がり具合に影響するんだそう。
綿は植物由来だからタンパク質がない。
そういうときは・・・
牛乳に一晩浸して、タンパク質を吸収させます。
今回は先生があらかじめ用意してくれました。

 今回使うメリケンカルカヤは自分たちで採取。
そして、模様をつけるためにビー玉や板、洗濯バサミ、割り箸などを使います。
 ビー玉をかぶせて輪ゴムでしばったら、輪っか模様。
 割り箸をかぶせて屏風状に折り曲げ、下から上、そして上から下へヒモをグルグル通すと・・・クモの巣模様。
 あとは板を挟んだり、四つ折りして端っこを洗濯バサミではさんで花模様など。
 染まったらどんなふうになるだろう、とワクワクしながら作っていくのが楽しい!
 予想全く出来ず!




 模様付けが終わった人から、染めムラをなくすために一旦水の中へ。
乾いた所が染まりにくくなるので、十分に付けます。(1時間位)
その間にカルカヤの色を出すために煮ます。
鍋はホーローかステンレスが良いそう。


 そして!
いよいよ染めます!
カルカヤはこして、鍋の中の温度を50℃までに下げてから、一斉に鍋の中へ。



 ガーゼ素材はすごく水を吸うので、シルクなどを一緒に染める場合は、先にシルクなどをいれます。でないと、ガーゼが吸ってしまうからだそう。
 やさしく、つつかないように混ぜます。
 だいたい15分程度。
 次に、少し布の温度をさましてから、色を定着させるための『みょうばん水』に付けます。
 これは水1リットルに対して布の重さの5%のみょうばんが目安。
 定着が終わったら、一度水洗いして、ほどいていきます。
 どんなふうになってるだろう・・・



 外し終わったら、色が出てこなくなるまで水洗い。
 色をもっと付けたい人は、後からでも追加で染められるのが草木染めのいいトコロ。
 さぁ!出来た人から干しましょう。



 出来上がったストールは、すごくきれいなものばかり。
先生も、「今日の色はすごくいい!」とおっしゃっていて、
普段カルカヤもこんないい色はなかなかでないのだそう。
みなさんの日頃の行いの良さですかね。

 家でもできる草木染め。
 薬品など、害のあるモノは一切使っていないので安心。
 色水を持って帰って、やってみるという方もいらっしゃいました。

 どんな植物からどんな色が出るかはやってみてからのお楽しみ、というのが草木染めの醍醐味じゃないでしょうか。
 みなさんもぜひどうぞ♪


 次回『季節のクラフトイベント』は・・・
 12月20日(日)13:00~五色台クラフトハウスにて
 『門松をつくろう!』です。
※五色台ビジターセンター ホームページ
 http://www.ab.auone-net.jp/~goshiki/