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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

竹ふうりんをつくろう!!

2009年07月22日
高松
 こんにちは、高松AR大林です。
 だんだんと暑さが増してきて、自転車を5分こぐだけで汗がすごいことになってきている今日この頃です。

 さて、今回は毎月1回、五色台ビジターセンター近くにある自然体験ハウスで行われている、季節のクラフトイベントのスタッフとして参加してきました。
 
 今回の竹ふうりんを作る先生は、パークボランティアでもありクラフト名人の福西勝さんです。福西さんはよくクラフトハウスに来られて、イベントに集まった子供たちにへとお土産用のクラフトを作ってくださったり、インタープリターと一緒に準備を手伝ってくれたりと、大変お世話になっている方です。
出来た作品は、さまざまで、「カワイイ!!」、「えっ?なんでこうなってるの?」というものまで、本当にアイデアに富んだ作品を生み出してくれるクラフト名人です。

 ・・・竹ふうりん。
和なものかと思いきや、バリ島のインテリアとして親しまれているバンブーチャイムのことです。コポコポとやさしい音色の出る、心地よい涼しさをもたらしてくれます。

 開会式。まず、最初にインタープリターから注意事項と、福西さんから作り方を説明。



福西さんによる説明。 みんな真剣に聞いてます。


 そして、作業開始!
 まずは、材料を自分たちで選んでいきます。大きさや好きな風合いの竹を選んで、道具を持って、自分たちの作業台へ。
 イベントに何度も来ている方たちは、慣れたものでノコギリを使ってどんどん進めていきます。

 作業手順としては・・・竹を切る→穴を開ける位置に印→ドリルで穴あけ(スタッフで)→ひもを通して結ぶ→高さ、平行の調整→本結び、という作業の繰り返しです。しかし、その作業が25回位繰り返すせいか、「ん?次どうやるんだっけ?」と、とまどう人も。そんなとき、私たちスタッフで気軽に声をかけて、次こうですよとお手伝いしていきます。ノコギリや小刀の使い方も。

 子供たちは、親御さんに補助をしてもらいながらノコギリや小刀を使っていきます。そして、最終的には自分たちで使えるように!
以前は使えなかった子供が、どんどん出来るようになっていく姿は、親御さんだけでなく、スタッフもやってよかったなぁと思わせてくれます。



お父さんを見ながら・・・。 僕にもできるかなぁ。


 徐々に完成に近づいていく人たちは、風鈴に付けるタンザクを作っていきます。ケシゴムはんこを使って名前を入れたり、絵の具やマーカーで絵を描いたり。子供たちは特に楽しそうに絵を描いたりしていました。
 大人たちは、出来た風鈴を写真に収めたり、扇風機の前に持って行って音を楽しんだり。出来た達成感でいっぱいでした。
 ただ、子供が飽きてしまった親御さんは、子供の分も作っていたので大変そうでした・・・。



 完成ー!!


 さぁ!夏休み!
今から何しようかなぁと考えている方は、クラフト作りを体験してみては?
五色台ビジターセンター横には、オートキャンプ場もあるので、キャンプの思い出と一緒にお土産作りもできますよ。


 そして、次回の季節のクラフトイベントは・・・
8月1日(土)10:00~12:00『アンデスの楽器をつくろう!』
 サンポーニャという笛を作って、最後でみんなで演奏します。
8月16日(日)10:00~14:30『トコロテンをつくろう!』
 五色台のふもと、坂出市八十場の名物で、器とお箸も竹で手作りします。

他にも随時、いろいろなクラフト体験が出来ます。
夏休みの宿題、自由研究や工作にピッタリですよ☆

***五色台ビジターセンターHPはコチラ***
http://www.ab.auone-net.jp/~goshiki/