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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

しまなみ海道誕生10の彩り再発見・市街地サイクリング

2009年06月01日
松山
 こんにちは、日差しは強いけれど爽やかな風が吹く松山です。
「水無月」となりましたね。例年、水不足が心配される松山ですが、
今年は5月の時点で雨が少なく、懸念されているようです。
行事があるときは雨は心配のタネですが、潤いの雨がほしいところです。

さて、31日は今治地方観光ボランティアガイドの会が主催する、
“しまなみ海道誕生10の彩り再発見”の第4彩に参加してきました。
今回は、今治市街や今治城、来島海峡を、自転車やフェリーを利用して
満喫するコースでした。



市街地をサイクリングし、歴史のお話などを聞いた後は、今治港と大島を
結ぶフェリーに自転車を乗せ、30分の船旅。
 車、バイク、自転車、人。橋ができても通勤、通学、観光などに、
たくさんの方が利用されています。船では、橋からの眺めとはまた違い、
ゆったりと景色を楽しめます。

大島へ到着後、昼食・休憩をとり、今度は今治へ向けてしまなみ海道の
サイクリングを楽しみます。
5月21日の日記で、「しまなみ海道と自転車」についてご紹介しましたが(http://chushikoku.env.go.jp/blog/2009/05/21/index.html)、
来島海峡大橋は、しまなみ海道の橋の中で最も長く、橋だけで約4km。
また、その下をたくさんの大型船も通る大橋の高さは約80mもあります。
絶景の橋上へ行くには、自転車・歩行者用の螺旋状のスロープを
自力で登らないといけません。



写真:橋中央の螺旋状のものが自転車・歩行者用のスロープ


  それでもやはり、橋の上は爽快。みなさん颯爽と走り抜けていきます。
今治-大島間は、フェリーでは来島海峡の急潮や大橋を間近に、橋からは
海峡や島々のパノラマの壮大な景観を楽しむことができます。
ほどよい運動と雄大な景色、町や今治城の歴史のお話や、来島海峡大橋に
ついての説明など、ガイドさんなしでは気付かない「発見」が
たくさんあったコースでした。

 今治には島しょ部、海岸に国立公園が点在し、様々な魅力が満載です。
“しまなみ海道誕生10の彩り再発見”では、そんな今治地方の国立公園などを
中心に、市民ガイドさんの案内で計10回、いろいろな楽しみ方や魅力を
教えてくれます。
「しまなみ海道10周年記念 しまなみ海道誕生10の彩り再発見」
http://www.oideya.gr.jp/shimanami_10th_anniversary.html