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中国四国地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

ビーチコーミングってなんぞ?

2009年03月16日
松山
 今度の自然観察の行事で、“ビーチコーミング”をします。
さて、「ビーチコーミングってなんぞ?」
 「ビーチ」は浜だけど・・・どういう意味でしょう。皆さんはやったことありますか?


「ビーチ(beach)」は浜。「コーム(comb)」は髪をとく櫛(くし)のこと。
 つまり、砂浜を櫛でとく→砂浜を(手で)といて、落ちているものを
拾い集めることを英語でビーチコーミングと言います。
海に行ったときに貝殻などを拾い集めた経験がある方は多いのではないでしょうか。

 言葉の定義は書いた通りですが、いろいろな楽しみ方ができます。
貝殻を拾うのもよし、削れて丸くなったガラス(シーグラスやビーチグラス
と呼ぶ)を集めるもよし、流木をアート作品に使うもよし、
イルカやクジラの骨に出くわすこともあります。お店のライターや漁具など、
こだわって集める人も。それらがどこから来たのか調べたり、
誰が使っていたのか思いを馳せるのもよしです。

いっぱい書いてしまいました。要するに何したっていいのです。

ぜーんぶがビーチコーミングの楽しみ。ひとそれぞれが好きなように楽しめる遊びなのです。

砂浜の景色はそれだけでアートの様。ポストカードにできそうです。

 土佐清水のARとお互いの近くの海岸のことを話したり、
写真を見せてもらったりするんですが、当たり前だけど
太平洋と瀬戸内海って、ぜんぜん違うんだな~と、実感します。
そうして、違うところの海と比べてみると、より身近な海のことがわかって、
面白いものです。

 時には人が作ったゴミの多さにやりきれなさを感じることもありますが、
まずは、自分だけの宝物探しに行ってみませんか?