アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
笠松山の山林火災
2008年09月05日
松山
8月24日夕方、愛媛県今治市の笠松山で山林火災が発生しました。
全国ニュースにもなっていたので、耳に挟んだ方もいらっしゃる
かもしれません。
笠松山は標高357mの小高い山で、遊歩道のほか、麓には古墳群などもあり、
古くから地域の人々に親しまれてきた里山です。
このあたりは瀬戸内海国立公園の一部でもあり、私も休暇村瀬戸内東予が
実施するウォーキングイベントや、巡視などで何度かのぼったことがありますが、
瀬戸内海や周囲の田畑の景色が見渡せ、とてものどかで美しいところです。
火災発生の翌日に付近を通ると、景色は一変。
ものすごい煙が巻き上がっていました。
8月25日撮影
9月3日撮影(鎮火後)
懸命な消火活動が行われた結果、完全な鎮火が宣言されたのは、
発生から6日目のことでした。一時、山の麓の住宅の近くまで火の手が
迫ったようですが、民家などには被害がなかったのが幸いでした。
雨が少ないとき起こった火災。乾燥しがちな瀬戸内ではたびたび山火事が
起こります。火の手はあっという間に広がってしまいますが、
また緑豊かな山に戻るにはしばらくの年月がかかりそうです。
全国ニュースにもなっていたので、耳に挟んだ方もいらっしゃる
かもしれません。
笠松山は標高357mの小高い山で、遊歩道のほか、麓には古墳群などもあり、
古くから地域の人々に親しまれてきた里山です。
このあたりは瀬戸内海国立公園の一部でもあり、私も休暇村瀬戸内東予が
実施するウォーキングイベントや、巡視などで何度かのぼったことがありますが、
瀬戸内海や周囲の田畑の景色が見渡せ、とてものどかで美しいところです。
火災発生の翌日に付近を通ると、景色は一変。
ものすごい煙が巻き上がっていました。
8月25日撮影
9月3日撮影(鎮火後)
懸命な消火活動が行われた結果、完全な鎮火が宣言されたのは、
発生から6日目のことでした。一時、山の麓の住宅の近くまで火の手が
迫ったようですが、民家などには被害がなかったのが幸いでした。
雨が少ないとき起こった火災。乾燥しがちな瀬戸内ではたびたび山火事が
起こります。火の手はあっという間に広がってしまいますが、
また緑豊かな山に戻るにはしばらくの年月がかかりそうです。