アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]
蝉時雨
2008年08月27日
松山
先日から野外での調査が続きました。夏も終盤ですが、セミの声はまだまだ元気です。
事務所で毎日聞こえるのは、そばにある松山城の城山や、お堀の木々からの
「シャンシャン!」といったクマゼミの大音量の鳴き声が主です。
しかし、同じ県内でも場所によって合唱の主役は違っており、
少し山のほうへ行くと「ミーンミン」や「ツクツクボウシ」の声に包まれました。
ミンミンゼミ
ツクツクボウシ
セミ達は同じ種類のセミ同士で、違うセミとは鳴く時間帯や地中から出て
成虫になる時期まで、少しずつピークをずらしているという話を聞きました。
都市化や温暖化で生息域が変わったり、狭くなったりしても、パートナーを
見つけて子孫を残す工夫や努力がなされているんだなぁと感じました。
おしりをプルプル震わせて、一生懸命鳴くセミをじっくりと見たのは久しぶりです。
しっかり記憶して、環境省生物多様性センターが「いきものみっけ」http://www.mikke.go.jp/
で情報募集中の「いきものしらべ」にも発見地点を報告しました。
事務所で毎日聞こえるのは、そばにある松山城の城山や、お堀の木々からの
「シャンシャン!」といったクマゼミの大音量の鳴き声が主です。
しかし、同じ県内でも場所によって合唱の主役は違っており、
少し山のほうへ行くと「ミーンミン」や「ツクツクボウシ」の声に包まれました。
ミンミンゼミ
ツクツクボウシ
セミ達は同じ種類のセミ同士で、違うセミとは鳴く時間帯や地中から出て
成虫になる時期まで、少しずつピークをずらしているという話を聞きました。
都市化や温暖化で生息域が変わったり、狭くなったりしても、パートナーを
見つけて子孫を残す工夫や努力がなされているんだなぁと感じました。
おしりをプルプル震わせて、一生懸命鳴くセミをじっくりと見たのは久しぶりです。
しっかり記憶して、環境省生物多様性センターが「いきものみっけ」http://www.mikke.go.jp/
で情報募集中の「いきものしらべ」にも発見地点を報告しました。