アクティブ・レンジャー日記 [中国四国地区]

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中国地方最高峰、鳥取県の国立公園・大山（1,729m）で登山者の安全を祈願する、「大山夏山開き祭」の山頂祭が6月5日（日）開催されました。

この山頂祭は、1947年（昭和22年）から始まり、今年で70回目を迎えました。

この日、大山は早朝から霧につつまれ、時折小雨が降り山頂祭が心配されましたが、多くの登山者が山頂祭にあわせて山頂を目指しました。

そして、定刻とおり午前10時から主峰の一つ、弥山頂上(1,709m)の頂上碑前で神事がしめやかに行われ、関係団体代表、参加者代表らが玉串をささげました。

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山頂祭にあわせて登山する多くの人たち（大山6合目避難小屋付近）

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大山山頂（弥山）にて大神山神社奥宮の神職が祝詞を上げ、関係者らが玉串を捧げました。

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安全登山を祈願する登山者のみなさん。

この後、登山客らに御神酒が振る舞われ、乾杯の合図で安全を誓い合いました。

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大山マナーアップPRカードと国立公園指定80周年記念バッジを登山者に配布の様子。

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愛知県から初めて大山に登られた推定70代の女性は、大山の自然の恵みに触れることが出来て感謝していますとおっしゃっていました。

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今後、大山は2018年に開山1300年を迎えます。

多くの関係団体等が、大山誘客及び利用の促進を深めるために環境整備に向けて意欲的です。また大山は、登山者と行政機関、関係団体等が協同で環境整備を行う特徴を持っています。今後も一緒になって、大山の魅力を協同で発掘しそれを発信し、環境整備に進みたいと思います。

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最後までご覧くださりありがとうございました。