平成29年瀬戸内海国立公園宮島地区・弥山の登山者数について(お知らせ)
平成29年瀬戸内海国立公園宮島地区・弥山の登山者数について(お知らせ)
環境省では、瀬戸内海国立公園宮島地区・弥山(標高535m)の登山者数を把握するため、平成24年から登山者数調査を実施しています。平成29年の調査結果を集計しましたのでお知らせします。
1.調査の目的
宮島は年間400万人を越える来島者が訪れる瀬戸内海国立公園の主要な利用拠点であり、その中で弥山は登山道や園地、ロープウェーが整備されている、宮島における公園利用の中心地の一つとなっています。
環境省では、平成24年から弥山への登山者数を把握し、国立公園の保護と適正な利用の推進に資するため、標高400m付近に登山者カウンターを設置し、登山者数調査を実施しています。
2.設置場所
登山者カウンターの設置位置は、地図のとおりです。また、各カウンターの設置目的は以下のとおりです。
登山者カウンターA:大聖院ルート、大元ルートの登山者数
登山者カウンターB:ロープウェー、紅葉谷ルートの登山者数
3.集計結果
平成29年の登山者数は約28.5万人となり、平成28年の登山者数と比較して約1万人増加しました(登山者数調査を始めた平成24~29年の詳細結果は以下の表をご参照ください。)。
なお、登山者数は登山者カウンターA及びBの入山者数の合計値です。また、この結果は登山者カウンターの計測値であり、複数の登山者による同時通過や平行通過はカウントされませんので、実際の登山者数とは異なります。
〔欠測期間〕
H24) 1/8~1/31 登山者カウンターBで欠測
3/10~3/26 登山者カウンターAが機器転倒により欠測
5/10~5/17 登山者カウンターAで欠測
H25) 1/24~2/13 点検のため登山者カウンターA及びB共に測定停止
H26) 7/3~9/5 登山者カウンターAで欠測
4.問合せ先
中国四国地方環境事務所広島事務所(担当:関)
TEL:082-223-7450/FAX:082-211-0455
(お願い)
弥山は紅葉谷ルート、大聖院ルート、大元ルートの3つの登山道が整備されています。登山口から山頂まで約1時間半~2時間、ロープウェーを利用した場合も獅子岩駅から山頂まで約30分かかり、傾斜のある登山道です。登山をされる方は歩きやすい登山靴で安全に留意して登山してください。
また、土日祝日は弥山山頂のトイレが混雑しますので、なるべく登山前にトイレをお済ませください。
なお、弥山原始林は瀬戸内海国立公園特別保護地区に指定されています。植物を傷つけたり、登山道以外に踏み入ったりしないよう皆さまのご協力をお願い致します。