平成27年度自然ふれあい事業 鏡ヶ成草原景観保全作業 開催報告について
2015年06月17日
平成27年度自然ふれあい事業 鏡ヶ成草原景観保全作業 開催報告について
米子自然環境事務所では、大山隠岐国立公園にある鏡ヶ成湿原において問題となっている木本植物の侵入や流路の深掘れ等による湿原の乾燥化や湿性植物等の減少に対して、湿原・草原の景観保全作業を実施してきました。
今回、自然の中での軽作業を通じ、自然の重要性や生物多様性の保全に関心を持って頂ける機会とすることを目的として、これらの保全作業にボランティアを募り、自然ふれあい事業として実施しました。
1.日時
平成27年5月16日(土)10:00~12:00
2.場所
大山隠岐国立公園大山蒜山地域
鏡ヶ成集団施設地区(鳥取県日野郡江府町御机)
3.共催
中国四国地方環境事務所 米子自然環境事務所
鳥取県西部総合事務所日野振興センター
江府町
一般財団法人休暇村協会 休暇村奧大山
4.内容
大山隠岐国立公園の鏡ヶ成湿原は、鳥取県内では稀少な標高900mにある山地湿原です。また、湿原に隣接するように草原が広がっています。しかし近年、木本植物の侵入や流路の深掘れ等による湿原の乾燥化や湿性植物等の減少が目立っています。このため米子自然環境事務所では、湿原の復元、草原景観の保全のため策定した「鏡ヶ成草原保全管理方針」に基づき保全作業を実施してきました。
今回、これらの保全作業についてボランティアを募り、自然ふれあい事業として実施しました。湿原の草花を多くの利用者の方に見ていただくために環境省が設置した木道周辺のササや湿性低木(ヤナギ、イヌツゲ等)の刈り取り、運搬作業等を実施しました。
5.参加者
19名