平成24年度自然ふれあい事業\n鏡ヶ成春の自然観察会の実施報告について
2012年06月08日
平成24年度自然ふれあい事業
平成24年度自然ふれあい事業
鏡ヶ成春の自然観察会の実施報告について
米子自然環境事務所
大山隠岐国立公園鏡ヶ成集団施設地区において春の花をテーマに自然への導入を目的 とした観察会を実施しました。擬宝珠山のカタクリやイワナシ、スミレなど、春最も早 く花を咲かせる草花を観察し自然に関しての知識や体験を増やしていただく事を目的と しており、当日の様子をご紹介します。
1.日時:
平成24年5月 6日(日)10:00~12:00
2.場所:
大山隠岐国立公園 鏡ヶ成集団施設地区 (鳥取県日野郡江府町御机)
3.共催:
中国四国地方環境事務所 米子自然環境事務所
一般財団法人休暇村協会 休暇村奧大山
4.内容:
当日の鏡ヶ成集団施設地区は、観察会開催時間直前まで、霰の降る悪天候となり、当日受付に参集いただいた参加者は3名でした。それでもフィールドに出かける頃になると、雨雲も切れ、春の日差しが漏れ始めてきました。擬宝珠山のカタクリの花は満開の時期を迎えており、参加者は一面に広がるカタクリにカメラを向けて楽しんでいました。講師より登山道脇に見られるイワナシやスミレサイシン、ショウジョウバカマ、ヤシャビシャクなどの植物の説明を聞きながら、楽しく散策いただきました。また、サンカヨウやミヤコアオイの花も観察することができました。今回のコースは初心者向きの登山コースで、鏡ヶ成園地を取り囲むように位置する擬宝珠山(標高1,110m)や象山(1,085m)は、登山道の高低差が100m程度であることから、参加者に無理なく高山植物などを観察しながら、登山道を歩いていただける数少ないコースです。
5.参加者:
3名(募集定員20名)
6 別添資料
実施概要について [PDF 275KB]