ツキノワグマ四国地域個体群の保全に係る広域協議会

広域協議会について

かつて広く分布していた四国のツキノワグマは、分布域と個体数を大きく縮小したまま回復がみられず、剣山山系を中心とした地域に少数個体が生息するのみとなっています。ツキノワグマ四国個体群の絶滅を回避し、保全していくことを目的として、関係機関から構成される「ツキノワグマ四国個体群の保全に係る広域協議会」(以下「広域協議会」)を平成29(2017)年1月に設置しました。

四国ツキノワグマ広域協議会会則〔107KB〕〔令和2年1月27日改訂〕

広域保護指針

令和2(2020)年1月、広域協議会において「ツキノワグマ四国地域個体群広域保護指針」を策定しました。本指針は、ツキノワグマ四国個体群の保護の方向性と基本的な事項を示し、関係機関が連携を強化し、保護施策を改善・拡充することを目的としています。

ツキノワグマ四国地域個体群広域保護指針〔1.8MB〕(令和2年1月27日策定)

広域保護指針(案)に関する意見募集(令和元年11月29日-令和2年1月6日)と結果についてはこちらをご覧ください。

出没対応ガイドライン

令和3(2021)年1月、広域協議会において「四国におけるツキノワグマ出没対応ガイドライン」を策定しました。本ガイドラインは、住民の安全を確保した上で広域保護指針を推進するため、各自治体が必要に応じて適切なツキノワグマ出没対応マニュアルを作成するための手引きとして活用されることを目的としています。

四国におけるツキノワグマ出没対応ガイドライン [3.0MB](令和3年1月27日策定)