「子ども向け環境読本~つながる四国の水~」発行について
2012年03月21日
「子ども向け環境読本~つながる四国の水~」発行について
高松事務所
このたび、四国の水をテーマとした子ども向けの環境読本を作成しました。
水は、県境を越えて四国中を巡っていることから、四国という視点を学べることを念頭に、水の循環や気象の違い、川 ・ ダムなどを通した水の流れ、持続可能な社会に向けて私たちが取り組むためのヒントを盛り込みました。また、指導時に参考となる情報を追加した指導者用も作成しています。
発行にあたっては、四国地方整備局、気象庁、四国各県、教育委員会、NPOといった、様々な関係機関から協力や情報提供を頂きました。
本読本は、四国の全小学校や教育委員会、図書館、NPO団体などへ配布予定です。
- (対 象)
- 子ども :
- 小学校4年生~6年生
- 指導者 :
- 学校の教諭や地域で活動するNPO等の指導者
- (構 成)
- [1]
- 四国の水はどこからくるのでしょう?
- [2]
- 四国の気象と降水量を見てみよう!
- [3]
- 水の流れを見てみよう!
- [4]
- 使った水はどうなるの?
- [5]
- 私たちにできることを考えてみよう!
- (その他)
- 指導者用では、子ども向け環境読本の各ページに詳しいデータや解説を掲載した他、参考資料集として、関連するWEBサイト集、NPOと学校の協働による活動事例、子ども向け環境読本のねらい ・ ESD的視点の概要説明などの情報を盛り込んでいます。
- ■四国EPOとは
- 環境省では、環境パートナーシップの実現へ向け、平成14年に出された中央環境審議会の「環境保全
活動の活性化方策について(中間答申)」及び平成 15年に議員立法により成立した「環境保全活動 ・
環境教育推進法」を踏まえ、地域での環境パートナーシップ推進の拠点づくりを進めてきました。
四国EPO、は全国7ヵ所にある地方EPOのうちの一つで、平成19年1月、香川県高松市に開所しま
した。
今日の環境の諸問題と解決に向けた取組には、地域のパートナーシップづくりが重要です。そこで、
地域におけるNPO、企業、行政、市民等の主体的参加によるパートナーシップづくりに役立つ拠点とし
て設置されています。