報道発表資料
2020年05月11日
- 報道発表
第74回「愛鳥週間」令和2年度野生生物保護功労者表彰について
環境省では、野生生物保護に関し特に顕著な功績のあった個人及び団体に対し、その功績をたたえるため、毎年愛鳥週間の期間に表彰を行い、環境大臣賞並びに環境省自然環境局長賞を授与しています。環境大臣賞表彰者に鳥取県内在住の個人が含まれますのでお知らせします。
1 概 要
愛鳥週間は、野鳥を保護し愛鳥思想を広く国民に普及するため、昭和22年4月10日に「バードデーの集い」(現、(公財)日本鳥類保護連盟(以下「連盟」)主催)として始まりました。その後、昭和25年に毎年5月10日から16日の1週間を「愛鳥週間」と定め、現在まで続いています。
2 鳥取県内在住の環境大臣賞表彰者
市橋 直規氏
功績概要:
1)平成4年より大山隠岐国立公園内の美保関地域や隠岐諸島において、鳥類標識調査を行い、その主導する調査によって美保関や米子水鳥公園が重要な渡り中継地であることを証明するとともに、渡りルートの解明に貢献している。
2)山陰地方では初めてのミヤマホオジロの繁殖を確認し、論文発表を行ったほか、ロシア等の研究者と共同調査を実施する等の国際協力に尽力している。
3)長年の調査経験を活かし、多くの鳥類標識調査員の育成に努めたほか、探鳥会等の活動を通して、野鳥保護思想の普及に取り組んでいる。
※他地域の表彰者等については以下のウェブサイトをご参照ください。
https://www.env.go.jp/press/108006.html
- ■ 問い合わせ先
- 中国四国地方環境事務所
大山隠岐国立公園管理事務所
代表:0859-34-9331
ファックス:0859-34-9330
所 長 辻田 香織
国立公園保護管理企画官 中山 良太