報道発表資料
- 報道発表
「大山隠岐国立公園ステップアッププログラム2020」の改訂について
環境省では、政府が平成28年3月に取りまとめた、「明日に日本を支える観光ビジョン」に基づき、日本の国立公園を世界水準とし世界の旅行者が憧れる旅行の目的地とすることを目指す「国立公園満喫プロジェクト」を推進しています。
令和2年度が国立公園満喫プロジェクトの目標年度であることを受け、本年2月10日に地域協議会を開催し、令和元年度(平成31年度)までの取組の進捗等を踏まえた「大山隠岐国立公園ステップアッププログラム2020」の改訂が了承されましたので、その内容についてお知らせします。
1.これまでの改訂経緯
大山隠岐国立公園満喫プロジェクト地域協議会では、平成28年12月に「大山隠岐国立公園ステップアッププログラム2020」(以下、「ステップアッププログラム」という。)を策定後、平成29年10月に、国立公園を核としつつ、観光拠点や交通拠点を有する周辺地域と連携し取組を充実化するために「周辺地域との連携に係る事項」を追記等する改訂を行いました。また、平成30年12月には、大山隠岐国立公園満喫プロジェクトの中間評価結果を踏まえ、ステップアッププログラムに「中間評価結果を踏まえた取組の方向性」について追記するとともに、個別の取組事項のうち目標年までに特に取組に力を入れて実施する「重点事項」の整理を行いました。
2. 今回の改訂の概要
ステップアッププログラムに記載されている個別の取組事項について、令和元年度(平成31年度)までの取組状況について整理した結果を反映させるとともに、令和元年度に新たに始めた取組を追記しました。
具体的には、平成30年12月の地域協議会以降、14個の個別取組が検討段階から実施段階に移行し、13個の個別取組が検討終了、71個の個別取組が実施終了したこと、重点事項とされている64個の取組のうち14個の取組が終了したことを反映するとともに、ソフト事業等の新たな5個の取組について追記しました。
これらの改訂内容については、本年2月10日に開催された令和元年度第1回大山隠岐国立公園満喫プロジェクト地域協議会において了承されました。