中国四国地方環境事務所> 自然環境の保全整備> 自然とのふれあい> ビジターセンター等> 大久野島ビジターセンター>島のうさぎについて
1971年に小学校で飼いきれなくなった8羽のアナウサギを放したのがきっかけといわれています。
約700匹が島全域で野生化して暮らしています。
飼育しているわけでなく、野生化しているということをご理解いただき、マナーを守って接してください。
「かわいいから」「抱っこしたいから」といって、追いかけまわしたりしないでください。ウサギたちにとっては、かなりのストレスとなります。 飼育しているウサギと違い、抱っこもさせてくれません。 無理に抱っこすると、力が加わったり、落としたりして骨を折って(野生で暮らしていけなくなり)死んでしまいます。
「ウサギの楽園」と呼ばれ、島でのんびりと暮らしているように見えますが、野生動物として生きていくには、天敵や悪天候といったきびしい自然の中で暮らしていかなければなりません。 島の自然に適応していない飼いウサギは、餌を食べることができない上、島のウサギたちにいじめられ、命を落としてしまいます。
※一度飼育した生き物は最後まで責任を持って飼ってください。
人が多くなると問題になるのが、ゴミやタバコのポイ捨てなどです。 釣り糸は、ウサギたちだけでなく、他の動物も傷つけます。また、タバコのポイ捨ては、生き物たちの誤飲や山火事につながる危険もあります。 ポイ捨てはしないよう、ゴミの持ち帰りにご協力ください。