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中国四国地方環境事務所

中四国環境メールマガジン(第3号)

中四国環境メールマガジン(第3号)

2006.02

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中国四国地方環境事務所・中四国環境メールマガジン
(第3号)

編集・発行:中国四国地方環境事務所メルマガ担当

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 本メールマガジンは、御自由に御転送ください。また、新規読者の募集も随時行っていますので、配信を希望される方は、本メールマガジン最下部に記載の連絡先までお気軽に御連絡ください。

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□ 目次

  • ● お知らせ
  • ● 国のうごき(最近のうごき、今後の予定)
  • ● 地方のうごき(最近のうごき、今後の予定)
  • ● 編集後記
 
★★★お知らせ★★★
「地域とのつながりに重点を」

[中国四国地方環境事務所 統括自然保護企画官  野口 明史]

 昨年10月1日の組織再編により、我々の業務範囲は、太平洋から瀬戸内海を挟んで日本海までと、かなり広い範囲となりました。範囲が広くなった一方で、望まれる業務はより多くの地域の方々との交流という、より細かな業務です。
最近の自然環境保全の目から見た我々の業務事例を二つ紹介します。一つは、足摺宇和海国立公園竜串地区におけるサンゴの再生です。集中豪雨の影響等により衰退したサンゴの再生に対し、学識経験者、地域住民、関係行政機関等により、議論を行っており、再生に向けた作業の一部については地域の方たちと協力しながら実施しています。二つめは、瀬戸内海国立公園岡山県内の金甲山及び天目山における景観阻害樹木の伐採です。これは、この地が国立公園に指定された理由の一つに、「すばらしい景観」があるにもかかわらず、指定後半世紀に育った立木により景観を阻害してしまったものを元に戻そうという試みとして行ったものです。天目山においては伐採等の作業協力者としてボランティアを募集したところ、地域住民を含め33名の参加があり、行政も含め60名程度での活動でした。作業当日は天候にも恵まれ、全作業が終わった時は、復活した素晴らしい景観と自らの作業に対して、参加者全員が得た満足感はかなりのものでした。今後も、このような業務について、主導的立場、協力者としての立場等にたちながら、地域との協働を進めていきますので、今後ともよろしくお願い致します。

★★★国のうごき★★★
▼最近のうごき--------------

◇小池環境大臣が「もったいないふろしき」を作成しました。
 現在、容器包装リサイクル法の改正に向けた議論が進む中で、環境省では、日本の伝統文化であるふろしきに注目しています。
 ふろしきは、包装紙やレジ袋と違って何度でも再利用ができ、破れにくく、収納に場所も取らず、外見も美しく、贈る人や季節によって好きな色柄が選べる優れものです。
 このような優れた機能を持つふろしきを利用することで、循環型社会への意識を高めるため、環境省では、小池大臣プロデュースによる「もったいないふろしき」を作成し、普及に努めることとしています。
【詳細】http://www.env.go.jp/recycle/info/furoshiki/index.html

◇エコファミリー(我が家の環境大臣)募集中
環境省では、環境保全に関する取り組みを行う家庭を「エコファミリー(代表=我が家の環境大臣)」として随時募集しています。環境に興味のある方でしたら、どなたでも登録できます。併せてエコファミリーレポートも募集(3月31日締め切り)しています。
【詳細】
  http://www.env.go.jp/policy/wagaya/index.html

◇「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則等の一部を改正する省令(案)」に関する意見募集を行っています。
 産業廃棄物の最終処分場の維持管理積立金制度(埋立終了後、周辺環境に悪影響が生じなくなるまで、引き続き処分場を維持管理するための費用を業者が予め積み立てておく制度)の改正を中心に、産業廃棄物の処理委託契約事項の追加(有害物質の情報提供)等を内容とする、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則等の一部を改正する省令」のパブリックコメントが、1月25日から実施されています。
募集期間:平成18年2月23日(木)まで
【詳細】http://www.env.go.jp/press/6765.html

 

◇セイヨウオオマルハナバチの特定外来生物への指定等に係る意見を募集しています(パブリックコメント)
平成17年12月19日(月)に開催された特定外来生物等専門家会合で、セイヨウオオマルハナバチを特定外来生物の指定対象とすることが適切である等の意見がありました。これに関し、環境省では、広く国民の皆様から御意見をお聴きするため、1月11日(水)から2月9日(木)までの間、郵送、FAX及び電子メールによる、パブリックコメントを実施しています。

【問い合わせ先】
環境省自然環境局野生生物課
電話 03-3581-3351(内線:6982)
【詳細】http://www.env.go.jp/info/iken.html#371

▼今後の予定--------------

◇循環型社会形成のための「エコ・コミュニティ事業」を募集します。
 エコ・コミュニティ事業とは、NGO・NPOや事業者が、循環型社会の形成に向け、地方公共団体と連携して行う事業のうち、他の地域のモデルとなるようなものについて申請し、審査を得て採択されると、環境省から支援が受けられるものです。(1事業当たりの事業費は概ね100~1,000万円程度になります。)
 事業の詳細や応募方法については、下記URLに記載されます。
(循環型社会形成実証事業(エコ・コミュニティ事業)について)
http://www.env.go.jp/recycle/circul/ecocommu_index.html
 応募期間:平成18年1月下旬~平成18年3月17日(金)
問い合わせ先:中国四国地方環境事務所 廃棄物・リサイクル対策部
        (TEL)086-223-1584
        (FAX)086-224-2081

★★★地方のうごき★★★
▼最近のうごき--------------

◇瀬戸内海国立公園及び足摺宇和海国立公園における今後の整備の基本的な方針を検討する業務を実施します。
三位一体の改革により、国立公園における施設整備の補助制度が廃止され(県及び市町村が単独で整備することは可能です。)整備が必要と認められる施設につきましては、国が予算の範囲内で実施することになりました。
本業務では、国立公園内における県や市町村等、関係機関の皆様からの資料提供及びヒアリングを実施し、両国立公園における整備の基本的な方針を検討するうえでの参考とさせていただく予定です。
 お忙しい中ですが、関係機関の皆様のご協力をお願いいたします。

【問い合わせ先】
環境省中国四国地方環境事務所(担当:内木)TEL:086-223-1556

◇瀬戸内海国立公園展望地リフレッシュ事業の実施
瀬戸内海国立公園に指定されている金甲山(岡山市郡)及び天目山(玉野市上山坂)においてボランティアの方々との協働により、展望を阻害している樹木の伐採等を行いました(1月18日、22日に実施)。豊島や小豆島をはじめとする多島海が見渡せるようになり、展望地としての魅力が向上しましたので、是非、一度お越し頂ければと思います。

【問い合わせ先】
環境省中国四国地方環境事務所(担当:藤本)TEL:086-223-1586

◇特定外来生物の飼養等に関する申請の受付等について
平成18年1月から、外来生物法に関する飼養等に係る許可に関すること、防除の確認及び認定に関すること等の手続を地方環境事務所で行うこととなり、それに伴って外来生物法に関する申請先が、環境省本省から地方環境事務所に変更されました。
外来生物法に関するお問い合わせは、お近くの地方環境事務所へお願いします。

【全国の地方環境事務所の連絡先一覧】
http://www.env.go.jp/nature/intro/6itiranhtml.html
【参考】特定外来生物の種類
http://www.env.go.jp/nature/intro/9list.html
【参考】外来生物法の概要
http://www.env.go.jp/nature/intro/2gaiyou.html

▼今後の予定--------------

◇京都議定書発効から一年
「京都議定書」が発効して2月16日で1年を迎えます。それを記念して、財団法人岡山県環境保全事業団、岡山県等と共に記念セミナーを、同日、岡山国際交流センター(岡山市)において開催します。

◇「環境サロンinしまね」の開催
中国環境パートナーシップオフィス(EPOちゅうごく)では『ミュージカルがたのしく表現・「ちいき」と「かんきょう」』をテーマに、環境に関わる様々な人々との交流を深める「パートナーシップづくり」の場である環境サロンを、2月19日(日)、島根県民会館(松江市)において開催します。
【詳細】http://www.epo-cg.or.jp/info/cover/20060122.pdf

◇ESD意見交換会の開催
 「国連持続可能な開発のための教育の10年(ESDの10年)」が2005年から始まり、国内での実施計画作成の準備作業が進んでいます。
 岡山ESD、EPOちゅうごくでは、ESD意見交換会を、2月8日(水)、岡山国際交流センター(岡山市)において開催します。

◇エコアクション21(EA21)説明会の開催
企業活動による環境負荷を低減させる努力をすることが、企業にとって必要となる中、中小事業者等が、環境配慮への取り組みを自主的に実施できるよう支援するために環境省が策定した、環境活動評価プログラム「エコアクション21(EA21)」の説明会を、2月27日(月)、広島商工会議所(広島市)において開催します。

◇「エネルギー・環境ミュージカル&シンポジウム」の開催
中国経済産業局では、総合的なエネルギー問題に関する理解増進を図ることを目的に、高校生によるエネルギー、環境をテーマにしたオリジナルミュージカルや地元小学生を交えたシンポジウム等のイベントを、1月28日(土)、国際会議場フェニックスホール(広島市)において開催します。
【詳細】 http://www.chugoku.meti.go.jp/event/energy/energy-eco/musical.htm

◇瀬戸内海国立公園観音山登山の参加募集
瀬戸内海の広島と愛媛をつなぐしまなみ海道。そのしまなみ海道沿いの島々の中でもっとも標高の高い生口島の「観音山」への登山と山頂からの景色を楽しみませんか?
概要は下記のとおりですが、詳細についてはお問い合わせください。
 日時:平成18年3月19日(日)
       9時30分~15時30分(予定)
 場所:9時30分 竹原市忠海港集合
    コース(忠海港~大久野島港~垂水港~観音山~瀬戸田港~大久野島港~忠海港)
 参加条件:軽登山経験者で体力に自信のある方
 応募定員:40名

【問い合わせ先】

  • ○ 大久野島ビジターセンター TEL:(0846)26-0100
    〔上記施設休館日(水・木)の場合〕
  • ○ 休暇村大久野島      TEL:(0846)26-0321
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 本メールマガジンでは、中国四国地区の地方公共団体の方等からの環境関連情報、寄稿を広く募集しています。お気軽に下記連絡先まで御連絡をください。

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★★★編集後記★★★

 新しい年を迎え、みなさまいかがお過ごしでしょうか。二十四気の一つである大寒を迎え、暦どおりの寒い日々が続いており、風邪も流行っているようです。うがい、手洗い等を励行され、みなさまも風邪などひかないようお気をつけ下さい。なお、本年も、当事務所のメールマガジンをよろしくお願い致します。より一層の工夫、改善に努めたいと思いますので、何かございましたら下記までご連絡下さい。(岩)

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 購読の申込・解除、御質問・御意見等は、下記連絡先までお願いします。
中国四国地方環境事務所(メールマガジン担当)
      TEL:(086) 223-1577
     FAX:(086) 224-2081
     E-mail:REO-CHUSHIKOKU@env.go.jp
  発行者:中国四国地方環境事務所
編集担当:谷貝(廃棄物・リサイクル) 生越(地球温暖化・環境対策)
村上(野生生物・自然再生) 岩浅(国立公園)内木(保全整備
)   環境省ホームページ:http://www.env.go.jp
中国四国地方環境事務所ホームページ:http://chushikoku.env.go.jp/

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