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中国四国地方環境事務所

第11回気候変動適応中国四国広域協議会 議事概要

 

第11回気候変動適応中国四国広域協議会

日時:令和6年2月19日(月)13:30 - 16:00

場所:Webex によるオンライン開催

 

開会

第1部

1 環境省気候変動適応室より情報提供(資料1

【質疑応答】

特になし


2 気候変動による水温上昇が瀬戸内海の海藻に与える影響(資料2

【質疑応答】

○山口県気候変動適応センター

 島袋さんに質問したい。海水温が藻場に与える影響についての話があったが、藻場の構成の変化と海面上昇に関する知見があれば教えていただきたい。 


○国立研究開発法人水産研究・教育機構水産研究所

 先日の石川県の地震の影響で地面が隆起したということで、藻場にあたえる影響も大きいと心配している。
 中四国地域において今後の海面上昇により、どのように藻場が編成されるかという予測は今のところ行われていない。
 今後、海面上昇が起こることは確かなので、その影響は調査しなければならない。
 植生の変化については、海藻類の分散距離が短く、気候変動による影響は大きくない。
 二枚貝やカキの幼生はその年に数十キロメートル、数百メートル移動する。
 アマモ等の分散距離は数十メートルから数百キロメートル前後であり、気候変動の影響のスピードが早く、南の海藻等の北上による植生の分布域の変化よりも繁茂量が減少する磯焼けの方が多く見られている。 


○山口県気候変動適応センター

 海底から冷たい地下水が湧いている場所があるが、そういう場所を食害から守れば藻場が維持できる、そんな場所があるのかどうかを教えていただきたい。


○国立研究開発法人水産研究・教育機構水産研究所

 藻場の減少が見られている地域はあるが、藻場がある場所には海底湧水が出ていることが確認されている。
 水温の低下や栄養塩が豊富であるといった要因があるため、水中のラドンを計測して、湧水があるかどうかを調査することはある。
 海底湧水の情報があるとありがたいので、調査等の情報があれば共有いただきたい。

 

3 山口県気候変動適応センターの取組について(資料3

【質疑応答】

特になし

 

4 A-PLAT サイトリニューアルについてのご案内(資料4

【質疑応答】

特になし

 

情報提供

「動画で学ぶ地球温暖化」HP(大阪管区気象台:参考資料

 
第2部(非公開)(公開資料

5 気候変動適応広域アクションプランのフォローアップについて 

6 新分科会等について
(1)気候変動影響把握・情報活用分科会
(2)広域アクションプラン関連で行う調査・検討
(3)普及啓発活動


閉会

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