第1回 気候変動適応中国四国広域協議会 議事概要
第1回 気候変動適応中国四国広域協議会
日時:平成31年1月31日(木)14:30 - 17:00
場所:岡山商工会議所 1階大会議室
開会
1 第1部(公開)
(1)中国四国広域協議会について(資料1-1)(資料1-2)
(2)気候変動適応法と気候変動適応計画について(資料-2)
(3)協議事項について(資料3)
【質疑応答】
特になし。
(4)気候変動によって変化する日本の沿岸(資料4)
【質疑応答】
○四国経済産業局
藻場が無くなった原因は、食植性魚種であるという説明だったが、地球温暖化と食植性魚種の増加の関係も教えていただきたい。
○(国研)国立環境研究所
水温上昇に伴って、魚の分布域が北上している。また、水温が上がると、摂食量が増えるためである。
(5)地域気候変動適応計画策定マニュアルについて(資料-5)
(6)地方公共団体取組紹介(岡山県)(資料-6)
【質疑応答】
○那須委員(高知工科大学)
環境省の「気候変動適応法と気候変動適応計画について」の説明で、気候変動、適応に関する情報をデータベース化して、情報収集することは、非常に大事であると思う。
気候変動適応研究推進プログラムRECCA、気候変動適応技術社会実装プログラムSI-CATでも、気象学、工学、経済学等の多くの方が協力して、予測し、変化を確認した上で、施策に盛り込む取組をしている。例えば、国立研究法人土木研究所ICHARMが、JICAとの連携で発展途上国の研究者を対象にした、気候変動の予測と政策立案方法の研修プログラムを実施しており、高知工科大学での研修では予測-影響評価-政策評価-合意形成に関わる研究成果を利用している。
ICHARMにも協力していただいているが、高知市と連携して、高知市内の洪水の将来予測をして政策立案の支援をしている。また、徳島県石井町とも連携して、防災政策を立案している。プログラムを水平展開するというよりかは、このプロセスをパッケージ化して共有すれば、各地域に水平展開できるのではないか。広域協議会の場でも、情報提供等できればと思う。
○気候変動適応室
是非知見を活用させていただきたいと思う。
【質疑応答】
特になし
以 上