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中国四国地方環境事務所>報道発表資料>2006年度
【通知】中国自然歩道の路線変更(中国自然歩道と四国自然歩道との接続)
2006.04.18 中国四国地方環境事務所
環境省では、平成18年4月17日付けで、中国自然歩道の岡山県内の路線の一部を変更しました。今回の変更は、岡山県高梁市で本線ルートと分岐し、岡山市内及びその近郊の桃太郎伝説で知られる「吉備路」などを経由し、瀬戸内海国立公園の鷲羽山(倉敷市)に至る延長139kmの路線の追加です。本区間の追加により、中国自然歩道はJR瀬戸大橋線を経由して四国自然歩道と接続されることになります。
1.路線見直しの概要
中国自然歩道は、中国地方のすぐれた自然景観や文化景観を有する地域をめぐる長距離自然歩道として昭和57年度に整備が完了しました。その後、平成4年度には路線の全面見直し及び再整備を行うなど、利用の促進を図ってきました。
近年の社会情勢やライフスタイルの変化から、自然や文化とのふれあいなどを求める人々が年々増加傾向にあります。環境省では、このようなニーズに対応するとともに、長距離自然歩道の全国ネットワークの強化を図るため、既存の中国自然歩道の路線を変更し、四国自然歩道へ連絡する新たなルートを設定することとしました。今回の追加路線は、桃太郎伝説などで知られる吉備路の名勝旧跡や、瀬戸内海の自然を満喫できるルートとして、多くの利用が期待されます。なお、追加路線は合計14の区間から構成され、ほぼ1日でそれぞれの区間を訪ね歩くことができるよう興味地点や区間距離が計画されています。
2.中国自然歩道路線変更の概要
- (1)起終点
- 現行路線(変更なし)
・起終点:火の山(山口県下関市)
四国自然歩道との接続路線(今回追加)
・起点:高梁美しい森(岡山県高梁市)
→既存の中国自然歩道と接続
・終点:鷲羽山ビジターセンター(岡山県倉敷市)
→児島駅からJR瀬戸大橋線を経由して四国自然歩道と接続 - (2)現行路線及び変更後の路線延長
- 現行路線延長:2,072㎞
四国自然歩道との接続路線延長:139㎞
変更後の路線延長:2,211㎞(139㎞増) - (3)四国自然歩道との接続路線(新規追加)
- 別添図のとおり
3.整備の概要
平成18~20年度にかけて、岡山県が必要な箇所に公衆便所、案内板及び指導標などを整備する計画。
4.添付資料
中国自然歩道変更ルート概要図 [PDF 46KB]
1日コース一覧表 [PDF 12KB]
(参考)
長距離自然歩道の概要について [PDF 12KB]
長距離自然歩道全国路線図 [PDF 35KB]
5.連絡先
環境省中国四国地方環境事務所
所長:市原 信男
担当:佐々木 仁、植竹 朋子
TEL:086-223-1586
FAX:086-224-2081