環境省では、平成16年度より3カ年かけて、パートナーシップによる課題解決を目指し、地域における市民、NPO、企業、行政の主体的参加によるパートナーシップづくりに役立つ拠点として、全国に地方環境パートナーシップ・オフィスの設置を進めています（平成16年度は中部(名古屋)、近畿(大阪)及び中国(広島)、平成17年度は北海道(札幌)及び東北(仙台)、平成18年度は九州及び四国）。
四国におきましても、四国環境パートナー・オフィス（以下「四国EPO」という。）を設立すべく、四国各県における市民、NPO、行政等と意見交換会等を実施してきました。
今般、それらの結果等を踏まえ、来年1月より活動を開始する四国EPOの運営業務を委託するNPO法人を企画競争入札により公募し、先般、企画審査を経て、「NPO法人えひめグローバルネットワーク」に決定致しました。
今後は、同法人と業務契約を締結し、来年1月、高松市内に事務所を設置する等、四国EPOの発足に向けた諸準備を進めます。

四国EPOは、四国地域の自然、社会、経済の特性を活かしながら、様々な主体が連携・協働することで、四国ならではの持続可能な地域づくりをめざし、各主体間をつなぐコーディネーターとして、例えば、

[1]

四国地域で関係する各主体が、セクターや地域の壁を越えて互いの経験や智恵を学び合い、共有できる場や仕組みを設ける。

[2]

四国地域で関係する各主体が、共通する目的のために参画し、協働することで問題解決のためのより大きな力を生み出す場をつくる。

といった役割を果たすことを目指します。
今後も、四国EPOの立ち上げ、立ち上げに係るイベントの開催等につきまして、引き続き、お知らせいたします。