2008年5月
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2008年05月28日春の自然観察会
瀬戸内海国立公園 松山 永田清美
こんにちは。日に日に日差しも強くなってきましたね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて先日、小中学生の親子を対象とした愛媛県主催の自然観察会が実施されました。
県では、県内の自然公園等を利用して自然の大切さを学ぶことを目的とした
自然観察会を年に3度実施しています。
今回は定員いっぱいの約80名の方々が参加され、瀬戸内海の干潟や海岸、
湿地や森林などを1日存分に満喫されました。
私はというと、瀬戸内海国立公園のPRかたがた参加し、裏方のお仕事ぶりも
いろいろ勉強させていただきました。
〈自然観察会の様子〉

いざ地引き網体験!どんな生き物がいるかな?

森林や湿地の植物を観察

みんなで干潟の生き物を探しました。
森林の中では、山や森の様子や役割について、また湿地、波打ち際、干潟という
私たちにも身近な場所をうまく利用している様々な生き物について、実際に見たり
触ったりしながら、それぞれの先生のお話を聞くことができました。
大人も子どもも一緒になって一生懸命生き物を探し、「これ何!?」との質問に
先生がたは大忙し。
手にした生き物たちはもとの場所へ返しましたが(名残惜しそうに)、
身近な自然の景色や生き物に出会い、きらきらした表情のこどもたちが
印象的でした。この出会いを胸に、これからもどんどん自然の中で、
自然にやさしく遊んでほしいなぁと思いました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて先日、小中学生の親子を対象とした愛媛県主催の自然観察会が実施されました。
県では、県内の自然公園等を利用して自然の大切さを学ぶことを目的とした
自然観察会を年に3度実施しています。
今回は定員いっぱいの約80名の方々が参加され、瀬戸内海の干潟や海岸、
湿地や森林などを1日存分に満喫されました。
私はというと、瀬戸内海国立公園のPRかたがた参加し、裏方のお仕事ぶりも
いろいろ勉強させていただきました。
〈自然観察会の様子〉

いざ地引き網体験!どんな生き物がいるかな?

森林や湿地の植物を観察

みんなで干潟の生き物を探しました。
森林の中では、山や森の様子や役割について、また湿地、波打ち際、干潟という
私たちにも身近な場所をうまく利用している様々な生き物について、実際に見たり
触ったりしながら、それぞれの先生のお話を聞くことができました。
大人も子どもも一緒になって一生懸命生き物を探し、「これ何!?」との質問に
先生がたは大忙し。
手にした生き物たちはもとの場所へ返しましたが(名残惜しそうに)、
身近な自然の景色や生き物に出会い、きらきらした表情のこどもたちが
印象的でした。この出会いを胸に、これからもどんどん自然の中で、
自然にやさしく遊んでほしいなぁと思いました。
2008年05月02日瀬戸内海の表情は
瀬戸内海国立公園 松山 永田清美
風薫る5月となりました。GW、いかがお過ごしですか。
さて、突然ですが、瀬戸内海は波もなく穏やかなところだなぁ~
なんて思っていませんか?(私は、そう思っていました)
しかし、一概にそうとは言えません。大洋に面した海岸のようにサーフィンが
できるような波はきませんが、たくさんある島々の間の瀬戸と呼ばれるところは
時に荒々しい表情を見せてくれます。古くから海上交通の要所と言われた瀬戸内海は
大小たくさんの船舶が行き交う賑やかな海です。
また、隣接した島々の間の狭い瀬戸は、海上交通の難所と呼ばれるところが
数多くあり、潮の干満の差によって激しい潮流が生じます。

〔船折瀬戸〕
古くからの瀬戸内海の主要航路の1つで、名前の由来は、
船が折れてしまうほどの難所だということ。
春は1年の中で潮の干満の差が大きい季節といわれていて、瀬戸内海の島々の間では、
時間帯によってダイナミックな潮の流れを間近で見て、賑やかな潮騒を
楽しむことができます。

〔今治市 小島の海岸〕
間近で来島海峡の激しい潮流が見られます。
激しい潮流と言えば、鳴門海峡の大渦がとても有名ですが、愛媛県地域でも
楽しめるポイントがたくさんあり、今治市の大島では観光のために2カ所から
潮流体験船が出ており、人気を呼んでいます。

〔大島カレイ山展望公園より能島と鯛崎島〕
ちょうど、大島宮窪町の潮流体験船が島の間の潮流の中に見えます。
展望台から、橋の上から、島から、船の上から、シーカヤックから・・・
などなど。潮流ひとつとっても楽しみ方はいろいろです。
さて、突然ですが、瀬戸内海は波もなく穏やかなところだなぁ~
なんて思っていませんか?(私は、そう思っていました)
しかし、一概にそうとは言えません。大洋に面した海岸のようにサーフィンが
できるような波はきませんが、たくさんある島々の間の瀬戸と呼ばれるところは
時に荒々しい表情を見せてくれます。古くから海上交通の要所と言われた瀬戸内海は
大小たくさんの船舶が行き交う賑やかな海です。
また、隣接した島々の間の狭い瀬戸は、海上交通の難所と呼ばれるところが
数多くあり、潮の干満の差によって激しい潮流が生じます。

〔船折瀬戸〕
古くからの瀬戸内海の主要航路の1つで、名前の由来は、
船が折れてしまうほどの難所だということ。
春は1年の中で潮の干満の差が大きい季節といわれていて、瀬戸内海の島々の間では、
時間帯によってダイナミックな潮の流れを間近で見て、賑やかな潮騒を
楽しむことができます。

〔今治市 小島の海岸〕
間近で来島海峡の激しい潮流が見られます。
激しい潮流と言えば、鳴門海峡の大渦がとても有名ですが、愛媛県地域でも
楽しめるポイントがたくさんあり、今治市の大島では観光のために2カ所から
潮流体験船が出ており、人気を呼んでいます。

〔大島カレイ山展望公園より能島と鯛崎島〕
ちょうど、大島宮窪町の潮流体験船が島の間の潮流の中に見えます。
展望台から、橋の上から、島から、船の上から、シーカヤックから・・・
などなど。潮流ひとつとっても楽しみ方はいろいろです。


5月より米子自然環境事務所にアクティブレンジャーとして着任しました米田美里です。大山隠岐国立公園を担当します。
これから大山のいろいろな魅力を紹介できればと思います。どうぞよろしくお願いします!
さて、6月8日に大山はいよいよ夏山開きを迎えます。そこで5月26日に登山者に安全に登山道を利用してもらえるよう、登山道の整備活動が行われました。今回、夏山登山道の整備活動では登山者が登山道からはみ出さないように注意を促す看板の修繕作業や危険箇所、貴重植物の生息場所への立入禁止のロープはり、丸太階段から飛び出た杭を打ち付けるなどの作業をしました。
冬の間に水の流れで削られた登山道や雪の重みで倒れたブナを見ると自然の底力を実感します。
これから迎える本格的な登山シーズン、皆さん登山道やロープの外には出ないようご理解とご協力をお願いします。
◎ダイセンキスミレ。黄色のスミレの花言葉は「牧歌的な喜び」「慎ましい喜び」だそうです。
◎倒木の上にいたナメクジ。10cmはありましたよ!
◎ブナの倒木。見事にひっくり返ったブナの根は、よく見てみるとブナの体に対して本当に短いのがわかります。今まで倒れなかったのが不思議なくらいでした。