2007年5月
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2007年05月15日ウォーキングイベント
瀬戸内海国立公園 松山 永田清美
お天気もよく行楽日和だった週末、
休暇村瀬戸内東予のウォーキングイベントの一つ、
「永納山城跡と笠松山・世田山歴史探訪ウォーク」が行われました。
参加者は11名、皆さん県内から集まったお元気な方ばかりでした。
今回のコースである3つの山の遊歩道沿いや周囲の丘陵には、
古墳群や遺跡が多く見つかっており、史跡と風景を
一度に楽しむことができます。

写真:いざ出発。新緑が迎えてくれました。
永納山では、山をぐるりと囲む列石や土塁などの城壁構造が
発見されていますが、城跡の内部の構造など、
まだまだ発掘途中とのことで、ビニールシートがかかっていたり、
実際に作業されている方もいらっしゃいました。
永納山城跡は7世紀後半に東アジア情勢の影響を受けて築かれた
古代山城と呼ばれるもので、平成17年に国史跡に指定されたそうです。
(※永納山は国立公園には含まれていません)
西条市立東予郷土館の職員の方からの説明を受け、
また、地元の参加者から歴史にまつわるいろいろな話も飛び交い、
私も勉強になりました。

写真:永納山の城跡発掘現場にて。目で見て、触って。

写真:永納山の城跡発掘現場にて2。
眼下には穏やかな燧灘(ひうちなだ)が見渡せます。
新緑・歴史・瀬戸内海の景色を楽しみ、美味しくお弁当を食べた、
およそ4時間のウォーキングとなりました。
3つのうち一番高い笠松山でも山頂357mの山でしたが、
山の登り下りに良い汗をかきました。
休暇村瀬戸内東予のウォーキングイベントの一つ、
「永納山城跡と笠松山・世田山歴史探訪ウォーク」が行われました。
参加者は11名、皆さん県内から集まったお元気な方ばかりでした。
今回のコースである3つの山の遊歩道沿いや周囲の丘陵には、
古墳群や遺跡が多く見つかっており、史跡と風景を
一度に楽しむことができます。

写真:いざ出発。新緑が迎えてくれました。
永納山では、山をぐるりと囲む列石や土塁などの城壁構造が
発見されていますが、城跡の内部の構造など、
まだまだ発掘途中とのことで、ビニールシートがかかっていたり、
実際に作業されている方もいらっしゃいました。
永納山城跡は7世紀後半に東アジア情勢の影響を受けて築かれた
古代山城と呼ばれるもので、平成17年に国史跡に指定されたそうです。
(※永納山は国立公園には含まれていません)
西条市立東予郷土館の職員の方からの説明を受け、
また、地元の参加者から歴史にまつわるいろいろな話も飛び交い、
私も勉強になりました。

写真:永納山の城跡発掘現場にて。目で見て、触って。

写真:永納山の城跡発掘現場にて2。
眼下には穏やかな燧灘(ひうちなだ)が見渡せます。
新緑・歴史・瀬戸内海の景色を楽しみ、美味しくお弁当を食べた、
およそ4時間のウォーキングとなりました。
3つのうち一番高い笠松山でも山頂357mの山でしたが、
山の登り下りに良い汗をかきました。


今回は四国最西端に位置する佐田岬(さだみさき)についてのお話です。
「四国最西端」、「日本一細長い半島」というだけあって、愛媛県内とはいえ松山から車で片道3時間ほどかかります。なんせこの半島だけで、先端の岬まで約50km。長い道中ですが、岬へ向かう半島の頂上線を走る「佐田岬メロディーライン」と呼ばれる国道からの眺めはとってもきれいです。
さて、少し前のことになりますが、昨年度末にグリーンワーカー事業(GW事業)の一環として、佐田岬灯台へ向かう歩道や展望台で修景伐採(※眺望を邪魔している植物を手入れする)を行いました。
わざわざ木を切るなんてかわいそう、と思われる方もいるかもしれませんが、せっかく来て頂いた方々に景色を楽しんでいただくため、適度に枝打ちをすることになりました。
その結果、周囲の木が伸び木陰の休憩所と化していた椿山展望台は。。。
before after
こんな景色が見えたのか!と感動しました。
木陰に隠れて見えなかった灯台もこの通りばっちり!おすすめの撮影スポットですよ。是非、展望台にも足をのばしていただきたいです。この日は見通しもよく、お向かい大分県の佐賀関がよく見えました。
余談ですが、瀬戸内海と宇和海の境にあたるこの海峡は好漁場として知られており、ここで漁獲されたサバ・アジが、お向かい佐賀関に水揚げされると有名な「関さば」・「関あじ」、愛媛県三崎町に水揚げされると「岬(はな)さば」・「岬あじ」となります。海はいつも小型の漁船で賑わっています。
散策にはもってこいの季節。歩道を歩くと急潮の潮騒や鳥のさえずりが聞こえて、なんとも爽やかな気持ちになります。先日はせわしなく木をこつこつつついているコゲラに出会いました。
写真:頭が残像になっていますが…
私もこつこつ(?)頑張りたいと思います。
※佐田岬半島は地質上、地滑りを起こしやすい所があるようで、佐田岬灯台の駐車場、佐田岬までの国道も工事している箇所があります。