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【地区便り】大久野島ビジターセンター便り Vol.10

2006.05.31 広島事務所

山の緑が青々として、いよいよ夏の気配を感じてきましたね。
雨降りの日は、カエルたちの楽しそうな歌声が聞こえてきます。鳥たちは子育て真っただ中の様子で、梅雨の晴れ間には忙しそうに餌を探して飛び回っています。
雨の多いこの季節ですが、海の色や山のにおいなど普段とはまた違った一面を感じることができます。雨が上がって太陽の日差しが出てくると、瀬戸内海の島々がとても美しくみえますよ。
梅雨の季節ですが、自然豊かな大久野島を満喫してみてはいかがですか？

6月の風景

モウセンゴケ写真

みなさん、この植物を見たことはありますか？

たくさん群生している場所は、赤い毛氈(もうせん)（獣の毛を熱や圧力で押し固めて、敷物用に加工したもの）を敷いたように見えることから、名前を“モウセンゴケ”といいます。粘液で虫を捕まえて、消化液で溶かして養分を吸収する“食中植物”の仲間です。日当たりのよい湿地に生育するそうですよ。
大久野島でも島を一周するコースの途中で見ることができます。島を散策しながら是非探してみてください！

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大久野島ビジターセンター便り　vol.10　H18.6.1発行
発行・編集：大久野島ビジターセンター
〒729-2311 広島県竹原市忠海町大久野島
電話・FAX：（0846）26-0100
開館：9:00～16:00　休館日：水曜日（1-2月は水・木）
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